魔族の生態及び基礎能力について

☆魔力

心臓から出てるとか、いや脳だとか、いくぶん適当なことを書いていたと思います…笑 正確には心臓から産出される生命力が、脳で変換され出力されるという感じになっています。

じゃあ息吹ブレスはどうなんだという話ですが、吸い込んだ空気が心臓から脳へ送られ、魔力を含んで帰ってきたものを吐き出す…というのを今考えました笑

が、作中ですでに何度も言及している「魔力は思念の力」というのを拙作の基礎としたいのでそちらに寄せていきたいと思います。生命力由来ではあるものの、思念によって色付けられる、意思の力ということになります。



☆魔術

拙作の魔族は呪文の詠唱などを必要とせず、ただその意思によって、生得する属性の魔力を魔術として発動できます(正確には、できる種族もいます)。しかしこれはあくまで自然に発動できる原型であり、これを練り上げる、またはなんらかの刺激によって形成されるのが固有魔術ということになります。詳しくは次話で取り上げたいと思います。



☆肉体活性または生体活性

どちらも同じ意味の言葉として使っています。初出の第7話にある通り、「魔力を用いない生身の制御能力」です。主人公のデュロンが変貌能力や再生能力の源泉として用いているのがこれです。あくまで生体機能の範疇として、一応質量保存法則に従って運用されているはずなのですが、銀で阻害されてしまうことから、特殊能力であることは間違いないようです。第7章ではこれの拡張能力を出してみたいと思います。



☆魔術抵抗力

魔力を持つ魔族が、相手の魔術で自分の体内に直接干渉させないための、技術というよりは、一定値を超えていれば自然とそうなるという、素質に近いものです。これにより悪魔憑依を防止できる者が行使する固有魔術を悪魔級と称するという、曖昧かつ迂遠すぎて、もはや便宜的ですらない基準が存在しています笑 これを検証できる条件があまりに限定的すぎるため、実質的に基準として成立していないのです笑 しかし実際にイリャヒに対する評価としては妥当ではあります。悪魔級というのは準神域級くらいの意味合いでご理解ください。



☆使い魔

動物を魔力を使って自分のしもべのような存在とし、感覚を同期リンクさせたり、自在に操ったりする能力、またはその存在を差します。魔物などを使い魔にすることもできるようですが、他の魔族を使い魔化することはできないと思われます。

使い魔にできる対象の種類や数、運用できる距離などは適性に因ります。

あと、使い魔を媒介に固有魔術を発動するという技術が存在するのですが、本編未登場です。

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