キャラクター紹介6 + 簡易年表

オーレリアの戦いも終結し、次章に移ります。

その前に、ここまでの人物紹介をさせて頂きます。

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【主要人物紹介】


・ファルナ=ティクス

 性別:女性

 年齢:17歳

 種族:魔人族まじんぞく

 一人称:ワタシ


キャラクターイメージ

狂信モード

https://kakuyomu.jp/users/kinkuma03/news/16818023212860925068

平常時

https://kakuyomu.jp/users/kinkuma03/news/16818023213756869651


 赤茶色の髪、そばかす、条件によって色の変わる瞳が特徴の女性。

 5歳で女神エストから神託を受けて以降、親元を離れて神殿で生活をしていた。

 閉鎖的な環境で育った為、一般常識に疎く、本人もそれを自覚し学ぼうとしている。

 女神に対する絶対的な信仰を持ち、それ故に神殿で都合の良い様に教義を教え込まれた結果、戦闘狂の狂信者が出来上がった。


 オーレリア解放後は各地の奴隷解放に動き出そうとしている。


 平時は茶色の瞳で、性格も穏やかで素朴な印象を受けるが、

 女神のシンボルの旗を手にすると瞳は蒼色へと変わり、性格も好戦的になる。

 しかし、どちらも状態でも女神への信仰に基づく善悪で行動を起こす為、根の部分は変わらない。


 ラミアセプス曰く、旗を持った時に性格が変わるのはただの自己暗示で、特別な力があるワケではない、とのこと。


 本人は無意識で使っているが、声にマナを乗せて発する固有魔法で、民衆の心を揺さぶり扇動する力を持つ。

 神殿が彼女を囲い、洗脳のような教育を施したのはこの力を利用しようとした経緯がある。



・ウォーク=クリムゾンバレー(紅谷歩べにやあゆむ

 性別:男性

 年齢:19歳

 種族:魔人族まじんぞく(厳密には地球の人間)

 一人称:オレ


キャラクターイメージ

https://kakuyomu.jp/users/kinkuma03/news/16818023213083329434


 現代日本からの異世界に召喚された転移者。

 黒髪黒目の日本人男性。

 転生ではない為、年齢・容姿は現代日本で生活していたころから変化なし。

 本編開始の2年前(当時中学2年生)にヴェルタニアに転移し、事前にあったエスト


 転移前はいじめられ鬱屈としていた日々を過ごしていたが、転移後は周囲から全てを肯定され、どのような行動も許された結果、色欲と支配欲が強い歪んだ人格になっていった。オーレリアの戦闘後、消息不明。


 ほぼ全ての系統の魔法を扱えることに加え、相手に役職をつける”名付け”のチートスキルを持っている。


 ※名付けとは……

 ”稀代の大魔法使い”と名付けをつけられた対象は魔法への才能を開花させ、周囲からもそのように認識される。ただし、突然超人になることはなく、あくまで自身と周囲の認識が変える能力で完全な現実改変はできない。

 加えて、既にある認識の上書きはできない。その為、国王などの広く民衆に認知されている者を別の何者かに置き換えることはできない。メルミーツェとの戦いでは”錆鉄さびてつ猫姫ねこひめ”の認知が既に広がっていた為、”魔女”と名付けても無効となった。



【その他登場人物】


・ジャスパー

 狼人族の壮年男性。

 アルカンブル砦に配属されている軍人。

 無精髭で額から頬にかけて傷があり、初見ではメルミーツェにやからと呼ばれた。外見に反して性格は快活で楽観的、人当たりも良くメルミーツェを歌姫ディーバと呼び、見かける度に声をかけている。



・アーロ

 狼人族の壮年男性。

 アルカンブル砦に配属されている軍人。

 外面・内面ともに軍人然とし、メルミーツェからも信頼できる大人と認識されている。ジャスパーとは同期で仲も良い、役職はアーロの方が上。



・ジェイル=ドゥーレ

 魔人族の壮年男性。

 ヴェルタニア貴族でファルナの後見人。

 当初は神殿からの申し出で仕方なくファルナに付き添っていたが、

 自身の嗜好を肯定する発言や信仰心に感銘を受け、最終的に母国を捨てるほど心酔していった。無垢な少年を神聖視する嗜好と妙な語尾を覗けば、教養も高く、人心掌握にも長け、非常に頼もしい。メルミーツェに一度殺されかけている。



【簡易年表】

 ※本編の現時点の時間軸に対しての年表です。


後神暦 1305年……20年前

 ・アレクシアがヴェルタニアに転生。


後神暦 1306年~後神暦 1312年(19~13年前)

 ・現時点の本編に関連する出来事なし


後神暦 1313年……12年前

 ・ファルナが女神からの神託を受ける。同年に神殿での生活を開始。


後神暦 1314年~後神暦 1316年(11~9年前)

 ・現時点の本編に関連する出来事なし


後神暦 1317年……8年前

 ・救世主が現れると特定の種族に神託。

 (現状判明している神託を受けた種族は魔人族と妖精族)


後神暦 1318年~後神暦 1320年(7~5年前)

 ・現時点の本編に関連する出来事なし


後神暦 1321年……4年前

 ・紅谷歩(ウォーク)がヴェルタニアへ転移。


後神暦 1322年……3年前

 ・ヴェルタニア、アルコヴァンで飢饉が発生。


後神暦 1323年……2年前

 ・メルミーツェ転生(物語の開始点 )

 ・妖精の花畑にてメルミーツェとティスタニアが出会う。


後神暦 1324年……1年前

■春の月の出来事

 ・春大陸(ヴェルタニア、アルコヴァン、ヨウキョウ)でスタンピード発生。

 ・妖精の花畑にてメルミーツェが妖精族と共闘して魔狼の変異種を撃退。

 ・ツーク村が隣村に襲撃され双子(オリヴァ・オリヴィ)の両親死亡。

 ・メルミーツェがシエル村を壊滅させる。双子を養子に迎え入れる。

■夏の月の出来事

 ・リム=パステルでメルミーツェがアレクシアと出会う。

 ・スラムの環境改善が開始される。

■秋の月の出来事

 ・スラム襲撃でメルミーツェがラミアセプスと出会う。

 ・モーヴ当主代理が断罪されたが、ラミアセプスの協力でヴェルタニアへ亡命。

■冬の月の出来事

 ・スラムに孤児院が建設される。

 ・モーヴ当主代理、攫われた霊樹精エルフ怨弩えんどの鏃になる。

 ・アルコヴァン、ヨウキョウに向けて怨弩えんどが撃ち込まれる。


後神暦 1325年

■春の月の出来事

 ・アルコヴァンにて魔物が大量発生、防衛戦が開始される。

 ・ヨウキョウにて魔物が大量発生、遠征の討伐戦が開始される。

 ・アルコヴァンにて怨弩えんどの汚染浄化が行われる。

 ・とある楽団が新曲でアルコヴァン国内で興行を開始。

 ・アルコヴァンとヨウキョウの間の森でカズハの娘が誘拐される。

 ・ゾラ家よりカーマイン商会に向けて書状が送られる。

 ・メルミーツェがヨウキョウに向けて出発。魔物討伐を経てアヤカシで霊樹精エルフの反乱を鎮圧。その後、自身が目覚めた島へ霊樹精エルフを移住させる。

 ・ファルナがジェイル同行のもと、神殿からオーレリアに向けて出発。

■夏の月の出来事

 ・ウォークがオーレリアに向けて出発。

 ・メルミーツェが砦での攻防戦を経て、オーレリアに潜入。ファルナ、ラミアセプスと協力しオーレリアの奴隷を解放。副次的にラミアセプスがヴェルタニア兵を壊滅させオーレリア奪還に繋がった。

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