霜(しも)三冬

廃墟島草叢あせて霜あたらし

はいきょじまくさむらあせてしもあたらし



灰色の廃墟の島には人影がない


雑草だけが青々と光る夏が過ぎると

ひとときのもの言わぬ秋がきて

海風が寒々と吹きつけるころ

朝日が霜を輝かせる冬となる


https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16817330669184707207

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る