息苦しくて
暗晦潜
息苦しくて
言い分を聞いてもらえず
自己責任だと片づけられる
遺伝とやらは残酷だ
才能と容姿
その瞬間から与えられる
絶対的な能力を持ち
途方もない努力をしなければ
褒めてもらえないし
認めてもらえない
埋められない差を見せつけられて
眠れなくなっても
あなたはあなたでしょとあしらわれる
劣れば弱者のレッテルを貼られる
なりたくてなった訳じゃないのに
「あきらめた」ってつぶやいて
心を軽くしたつもり
どうしようもないと分かっている
それでも何かが欲しい
やれるだけやっている
だから
少しだけでいいから
助けて欲しい
息苦しくて 暗晦潜 @sen-moguru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます