第16章 バイオハザード系も無理。

 昔(約15年前)『感染列島』とか『コンデイジョン』というパニックSF映画がありました。このようなパニックSF映画は未来の警告・啓発映画でもあり特に2009年の『感染列島』は新型インフルエンザに対する警告でした。だってこのころから既にサーズとか出てたんだしね。

 そもそもゾンビ映画自体が昔の黒死病に対する恐怖と警告を元にしたものです。下手すると一夜で村や町が全滅するという恐怖で黒死病死亡者数がMAXだった中世末期は「神の裁きだ」となって僧侶が自分の躰に鞭を打って「神よ、御慈悲を~」と言っていたのです。もし大航海時代が無かったらヨーロッパ文明は消滅でした。大航海時代だけでなくシベリアなどのクリーンエリアもヨーロッパ人は目指しました。気が付けばロシア人は太平洋沿岸まで到達し果てはロシアのアラスカまで到達しいつのまにかアラスカはロシア帝国領になっていました。ま、その後ロシア帝国はアメリカ合衆国へアラスカを売るんですがね。

 人間って本当に進歩しねえし、こういう時に限って日本人はまるで官僚のようになったり「ノンマスク野郎をいじめる」(日本人村内での社会的弱者)といじめるいう悲惨な結果になるよね。日本が一番ワクチンを打ったのですがその実験結果も間もなく出ます。

 よって21世紀になってもバイオハザードは起きるし特にこういった劣等感丸出しの島国ではこの手のパニックは地獄を生み出すという事になる。それでいながら「インバウンド需要」とかあほなこと言ってるのですからね。

 よってゾンビ系・バイオハザード系ホラーSFは無理でしょう。この国は「現実がホラー」である事を実証したのですから。


 外国人笑ってますよ。

 

 「あれ、日本人。まだコロナごっこやってるの? それ、いつの話?」


 というか海外赴任して数年後に成田や関空に降り立ったら分かりますよ。日本は老人の群れだらけの「ゾンビ国家」だということに。外国人観光客の約75%が中国・韓国・東南アジア諸国だけどこの約75%のほとんどが「日本ってまるでゾンビ国家だな」って感想を持ってるようですよ。


日 本 人 に 向 か っ て 本 音 を 言 わ な い だ け で


 だから日本でゾンビ映画を作るとシャレにならないんですよ。それ、現実の日本の事やんって。

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