マァーヤ

リラの木陰にうずくまり 小鳥のさえずり聴いていた

そんな季節を通り過ぎ 香りだけが記憶され

事あるごとに思い出す 鼻をくすぐるくしゃみのように

空に虹を期待して 太陽の輝きに目が眩み

おぼつかない足どりのまま コンビニへの道歩いてた

なんでもポケットにしまうクセ 洗濯のたびに嘆いてる

知らぬ間に爪は伸び 加減わからずかきむしり

眠れないまま朝をむかえて 家を飛び出した

甘い匂いのおしゃれなパン屋 その裏路地は寂しくて

もう素直にうずくまることもできないよ

サンダル踏み鳴らしていたあの頃に 作った鼻歌どこいった?

あぁもう十分年齢だけ大人になった

ただ、そよ風だけが頭をなでてくれるんだ

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マァーヤ @maxarya

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