第37話必殺!ハイキック
タナトスとリンバは相変わらず月面の地平線に位置し、フワフワと浮いていた。
腰は低く、パイアのトゥキックを免れない顔面は腰の高さに比例してこれ以上上に上げる余裕は無いと、いう事は輝の得意技、ハイキックを放つ機会を捨てたという事!
大原のハイキックは敵の頭部に右足を蹴り上げ、脳震盪を起こすほど、破壊力のあるキックの事で一瞬にして敵の意識を奪う必殺のッキックだった!
ニヤリとパイアは、笑うコヨーテの様に。
パイアの表面は紫色だが、バイオレットブラッドが流れるせいでは無かった。
先程、タナトスが放った電気クラゲが時間差で効いていたからだ。
身体の表面が、徐々に痺れ動きが緩慢になり始めた。
それを見逃す筈は無かった輝は、約20メートルをダッシュ!
パイアの間合いを詰めた!と、同時にワンツー!ボディボディ!胆!胆!
パイアが仰け反る!パシィッ!
ハイキックが決まった!
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