第31話:立ち居振る舞い

 ある自というツイッターのスペースでお世話になってる方々の朗読劇に行ってきました。私は演劇とは無縁の人生を送ってきましたが、観劇ってやっぱ楽しいね。


 相変わらず社交性のエンジンのかかりが遅くて、オドオドしながらお金を払い一番前の席に着くという暴挙に出た私。何回かお会いしてても相変わらず挙動不審なの本当になんなの。そんな隠キャのくせに一列目にした言い訳をさせてくれ。メガネだけど、視力0.8なんだよ……。1ないから前がいいかなという私の足掻きよ。


 内容は明日もあるので割愛するけど、楽しかったです。前に座っていただけあって声の圧がすごい。ワッてなる。席と舞台が近いのもありますが。

 そういえばしばらく声張ってないな。最後に叫んだのとかいつかな。大人になると泣かなくなるし叫ばねぇな。なんでなんですかね。大人だからですかね。(小泉構文)


 一応吹奏楽やってたから、観客がどう見えるか(というか案外見えているという事実を知っている)ので、真顔で仏頂面にならないようにだけ気をつける。必要かどうかは知りませんが。学校の先生とかでも言いますよね。教壇登るとみえるみたいな。……どうなんですかね、そういう心がけ要るのか分からないけど。というか、きっと私がブスっとしてたところで……みたいな感じはあるとは思いますが。あととりあえず喋ってる人に視線を向けてたんですが、正しいやり方なんですかね……。文化的な生活して来なかったつけが回って、正しい観劇の姿勢分からないなーと思いながらフクロウ的首回しをしていた。


 朗読劇の後作者と編集の方のお話も楽しかったけど、なんか、編集者をさんの目をめっちゃ見てしまった。こ、怖いかな……こんなガン見されたら嫌かな……と思いつつ、逸らすのもどうなのよ? やなヤツじゃない!? と思ってそのまま熱心な生徒として頷く。……そう、私ったら大学の講義一番前で聞いてるやつのソレだったわ。朗読中もずっとそうだった。熱意だけは伝われ! ハーッ!!


 とにかく今回は全員に「めっちゃよかったです」とテンションで押し切る感想を伝えて自己満足する。若干失礼をかましてしまって電車の中で大反省大会をしながら、帰路についた。これだから私は……!酒飲も


帰りのホームに風船ガム膨らませてる人がいた。久しぶりにみた。

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