夜明けのブラックコーヒー

泣きたくなるような

懐かしい夢をみて

目覚めた夜明け

消えていく情景や面影の余韻から

なかなか現実に戻れなくて

布団に起き上がってみても

ぼんやりとしている


どれだけ愛しくても

思い出のなかで

生きていくことはできないから


えいやーっ!

と掛け声かけて

布団から出る


とびっきり濃くて苦い

ブラックコーヒー飲んで

もう一度、ギュッと目を瞑ったなら


今日を始めよう

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