【詩集】窓の月

つきの

窓の月

窓辺に座り、月を眺める

静かな夜に寄り添うのは孤独

窓から射し込むのは柔らかな明かり


夜風がそっと髪を撫でる

月は心も照らして

いつしか想い出を巻き戻していく


月の光が導く道しるべ

迷いながらでも見つけていけたなら

窓の中に秘められた物語


心で語りかける

言葉にできない思いを胸に抱いて


今宵も窓の月に

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