博士と目覚めたヒーロー

ネオミャウ太

第1話

「ーーーー来い」

と何かを言われ、私は眠ったのであった。


目が覚めると博士の匂いがしたので、私は飛び起きて博士に抱きつき

「博士、博士、今日も良い匂いですね」

「おい、急に抱きつくな」

と怒られてしまったが私は気にせず博士にスリスリしながら

「だって博士が良い匂いしているから悪いんですよー」

「鬱陶しいからやめろ」

「やめませんよ」

と私が呆れている博士にスリスリしていると、

ブオーン、ブオーン

と警告が施設に響き渡り、呆れていた博士が真剣な表情になり

「でやがったな、すまないが、焔、ヴェルガリックを倒して来てくれないか」

「いやですー、博士といちゃつくので忙しいから無理です」

「はあ、どうすれば倒しに行ってくれる?」

と博士に質問されたので私は、食べ物も良いな、遊ぶのも良いなと考え、何が良いかなと悩み、一つ名案を浮かび

「博士、デートしましょう」

「デートすれば、行ってくれるんだな、デートしてやるから早く倒しに行ってこい」

「博士約束ですよ、絶対守ってくださいね」

「分かったから早く行ってこい」

と博士に急かされたので私は早速、バイクに乗り、ヴェルガリックを倒しに現場に向かうのであった。


現場に向かうとヴェルガリックが暴れていたので私は、

「そこまでだ!ヴェルガリック、今日こそお前らを倒すぞ」

と声高らかに言うとヴェルガリックはこちらを向き

「性懲りもなくきたな、焔、この前散々やられたというのに」

「ヒーローは何度倒れても向かっていくものだ、この前の戦いで敗れたとしても、ヒーローは諦めない、必ず悪を倒すまで、何度倒されても、倒すのみだ」

「言葉だけは勇敢だな、では行くぞ」

とヴェルガリックは私に向かって炎を吐いて来たので、私は上に向かってジャンプして避けながら

「ハッハッハ、炎を避けられて悔しいだろう、わたしには当たらないよ」

と高笑いしているとヴェルガリックはもう一度炎を吐いて笑いながら

「空中に逃げるなんて馬鹿ね、空中では自在に動けないでしょう」

と言われ、私は確かにと思いながら、炎を避けようとしたが当たってしまい、倒れてしまった。

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博士と目覚めたヒーロー ネオミャウ太 @neomyuta

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