第2話子供の躾

家の子供は自由奔放に生活している。中学2年生だが、再来年の高校受験がとても心配である。

ゲームばっかりしている。

嫁さんは子供に怒鳴り付けて、躾をしている。

僕は元々、大きな声を出したくないので、説諭となる。

コイツが大人になったどんな人間になるのか?心配でヒヤヒヤしていると、バス停の椅子に座っていると、お年寄りに席を譲っていた。

なるほど、こう言う性格になったか。と、ちょっと安心した。

子供は僕がキレる寸前まで、いたずらする。

僕がキレるとめんどくさいらしい。過去に何回も泣かされた。

ちょっと語気が荒くなると、怖いようだ。

人を思いやる心があれば、問題は無さそうだが果たしていつまで続くやら。

間違った行動を取ると、キレる嫁さんと1時間説諭する僕。

説諭は説教ではない。

似たようなもんだが。

飲んで家族と帰りすがら、子供は僕と肩を組んでくる。

反抗期がまだ来ていない。

普通なら、親と肩は組まないし、「パパ」とは呼ばない。

我々、夫婦の子供の躾は成功とよんでいいのだろうか?

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