二章 歯車は動き出す
第二十七話 デスタは怖い!?(二章スタート)
現在悪朱同盟にいるのは五名
朱が求める聖魔の記録を各々探したり調べたりしようとしている
悪亜自身の何やら調べたいようで…
悪亜side
朱さんと同盟を結び三日経った
朱さん達は思い思いにデスタの計らいで書庫にいるらしい
書庫は広いからどれぐらいかかるかはわからないみたい。
三日前デスタが持ってきた記録だってまだ読み終わっていないのだから
「にしても…暇だなぁ…」
無作為にポケットを探ってみた
すると時計が出てきたが、時計は相変わらず止まっている
ずっと止まっているんだよねぇ…
買い換えようにも、もう愛着が湧いて…買い換えれない
いやー…だめだってわかってるんだけど…
そんなことを呑気に考えていると
「悪亜様…朱達の件なのですが…」
背後にデスタがいた
全然気配感じなかった…
「ひゃっ!?ど…どうしたの…?」
驚きつつもデスタが言おうとしてるこちに耳を貸した
「あの
・・・
うん…怖い事言わないで!?
無表情なのが余計に怖さ倍増!!
「うん…聞きにきてくれてありがとう。答えなんだけどだめ絶対。同盟結んだでしょ」
私は怖さを隠しながらデスタに言い聞かせた
「・・・承知しました」
デスタは渋々と言った感じで聞いてくれた。
デスタって無表情なことが多いけどちゃんと聞いてくれるからいいんだよねぇ
そんなのほほんと考えていると、メイドさんがデスタの横にいるのに気付かずまたびっくりしてしまった…
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