第二十六話 じゃぁ協力しますか(一章最終回)

朱に呼ばれてリビングに入った悪亜だったが…?どことなくルキアが言っていたことに驚きが隠せない



悪亜side



朱さんに呼ばれてリビングに入るとデスタ・朱さん・リリスさんが席に座っていた。


朱さんは神妙な顔で座っていた。


リリスさんは机に…なんだろう…グデーってしていた。なんていうんだろうこ

う…グデーって


デスタは普段通りでいた


ルキアさんと席に着くと朱さんが話し始めた


「悪亜…実はね聖魔大戦の記録を読んでいたのだが…今あるのでは全然足らなくてな…その…なんだ…」


朱さんがモゴモゴしながら話していた


「私達…その…協力関係を築かないか?」


朱さんからの突然の提案に私は驚いてしまった。


驚いたのは私だけではなくデスタとリリスさんもだった


「協力ですか!?なぜいきなり…私達にリターンがあるとは思えないし…なぜ私達と?記録を保有してるからですか?」


デスタの言ったことは確かにわかる。デスタと朱さんは最初は戦ったからそう簡


単に信用はできないっぽい

「協力ぅ?なんかわかんないけどいいんじゃない?」


リリスさんは…んー…リリスさんっぽいらしい…?多分…


「んー…協力は大丈夫なんだけど…具体的にどう協力するのかな?」


私は具体案を朱さんに求めた


「どう協力するかだが…みた感じ悪亜の所には人手が足りないじゃないか…そこを私達三人で補えればなと…もちろん…新たな聖魔の記録がわかれば共有するし…」


なるほど…確かに人が増えるのはいいかも!!それに私自身も聖魔の記録は気になってるし


「デスタ!!協力関係になろう朱さん達と!!」


私はもう協力関係に賛成だった。そしてデスタをみて言った


「うっ……そんな目で見ても…・・・わかりました…悪亜様が望むままに」


デスタも渋っていたけど首を縦に振った。やったね


「リリスやルキアもいいか?」


朱さんはふたりに聞いていた


「私は…大丈夫…朱と共に…行く…」


とルキアさん


「私も大丈夫ーヒトデ足りないのも大丈夫」


とリリスさん


ヒトデ…?今度デスタに聞こう


「よし…なら悪亜と朱の協力だから…んー」


朱さんが何やら悩んでいる…


「安定になんとか同盟でいいんじゃないですかね?」


とデスタが朱さんに提案した


「ならさ私の悪と朱さんの朱を取って 悪朱同盟ヴェルミオン、とかどう?」


私は結構いい案を出せた


「いいなそれ!!それに決定だ!!」


そして私たちは悪朱同盟となり互いに手を取ったのだった…





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作者から


まずは一章が完結しました。ありがとうございます。

そして二章での情報は12月4日をー目安に公開しようと思います。

さて悪亜達は朱さん達と出会い記録を求めるために同盟を結び…2章はどうなることやら…

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