第13話精神障害になるまでの軌跡③
前回の続きを書こう。
働けなくなってからは傷病手当金をある一定期間貰っていた。
それで、何とか遣り繰りしながら私は日常生活を過ごしていた。
決して、リッチでもなければ、貧しいわけでもなく、普通に生活をしていた。
一旦職場から離れて、家で過ごすことが多くなった私はいろんなことに挑戦してみたくなった。
まず料理を始めることになった。
最初は大根とリンゴの皮むきから始まった。
包丁を使うことがその当時、怖くてできなかったので、基礎から母に教えてもらった。
何度も練習するうちにどんどん包丁の使い方がうまくなっていった。
仕事をしない日々が暫く続いて、気分がリフレッシュされた。
でも何処かで、「いつかは働かないといけない。」と思っていた。
人見知りであまり人付き合いもうまくない自分が働けるのかと不安になった。
また次回へ続く。
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