第20話

「ちなみに、あざのあるものは全部で6人おるぞ」


6人か…タスカは、楽に語っているが、どこにいるのかもわからないやつを、六人集めろはちと厳しい………


「もっと言うと」


いきなりタスカは服をあげて、お腹を見せようとしたが、ミスカがそれを全身で隠した。ちなみに俺は目に手を当て前を暗くした。


「おばあちゃんの、見た目でそれやったら、児ポルでやばいからって、あっそのアザそういえば」


ミスカが驚いてタスカの腹を擦っている


「お前には平和な世界で暮らしてほしくての、このアザの話は、隠していたんじゃが」


平和な世界、その言葉に何かを感じた。俺のせいか、……いややめとこう、こっちが辛くなるだけだし


「とりあえず、現状の目的は」

「オゾウクの、ところに行ってエゾッコを見つけることやな」


そうだ。そいつらを見つけてからがか、


「じゃあ次はそこにいくってことで、けってーー」


冬子が、元気よくそういった。今わりと危険なのわかってんのかな、この人


「準備できたにござる」


てなわけでオゾウクの王国へと向かうのだった。いやはずだった


「っ!まずいなこりゃ」


眼の前に、大量のネメシスが、はびこっていた。まさかここまで、大量に出てくるとは。


「ここに、こんな大群がいるということは、まずいのではないか」


カットリの、言おうとしていることは、なんとなくわかった。そうだ、


「オゾウクが、危ないな」


―――――――――――――――――――――――――――

その頃オゾウクの王国では、避難命令が出ていた


「エゾッコよ、ワシの家族を頼んだぞ」


「アイアイサー」


ワシは眼の前の、大量のネメシスと一人で戦うつもりであった。そう、アレの準備さえできていれば、そこに、息子がいた。


「お父様、行くのですか?」


まだ息子は5歳…戦わせるわけには行かない


「わしは、王だからの戦わなければいけない、国民と、生き残るために」

「それは、他の人にできないの?」


息子が、足に抱きつくその気持ちが、痛いほど分かる。父上…いやわしはやっとは違う、売国奴とは違う!


「これは、ワシにしかできない事、わしを信じろ息子」


その場は、そう収めたが、


「さてと地下に行くか」


アレ、最終兵器を使うために、わしは地下へと潜った


「アレの準備はどうじゃ?」


しかし整備班の答えは、苦み走っていた


「最終調整でエラーが起こり後30分はほしいです」


30分か、耐えてみよう


「わかった。仕方あるまい、キングダイオーン!!!テイクオフ!!!」


城の上から、轟音で巨大な、ロボットキングダイオーンが出撃した。


「人間が集まるところに、来るとは聞いていたが、ここまで多いとは」


ネメシスは、人の匂いにつられて続々と、湧いてくる。少し前に聞いたこと同じか


「キングダイソード!!」


一撃で2、0体のネメシスが爆発した。


「どうじゃ思い知ったか!!」


我が物顔でドヤ顔していた。これでどうにか耐えるしか、しかし衝撃が何回かに分けてくる


「なんの爆発じゃ?」


オペレーターは、パソコンを叩き導き出した。


「どうやらネメシスが、特攻をしているようです」


特攻?ネメシスは、自身の命を、へでも思っていないのか?


「まずいなあれを使うか?」


ダイソードキャノン、ダイオーンの力を全て使うが使用者は生命エネルギーが底をつきしんでしまう、諸刃の剣。


「迷っている暇はない、我が命ここで使おう!!」


「だめに決まってんだろ!」


そこに都合好く、鋼たちが、加勢に来た


「死んだところで、なんにもなんないお前が、それをよくしってんだろ!!」


鋼の説得それは、ワシ自身がよく知っていること、やっと目が冷めた。


「そのとうりじゃワシは、国王何じゃ国民より先に死んでなるものか!!」


その時!ちょうど整備版からの連絡が来た


「例の物完成しましたぜ」


確信したこれで勝つると、そして!


「よし王座合体!!」


城後ろからかなり、大きなロボが現れキングダイオーを中に取り込んだ。


「これぞキングダイオーンの到達点キングダイエンペラー!!」

「デッカ」


鋼は、思わずそう言っていた。そうだろうそうだろう


「キングダイオーを取り込むことで制御機関を流用そしてコックピット、とかもそのまま使えるという寸法じゃぁ」


色々話ったが、よくわからん!それはそれとして、キングダイエンペラーは剣をかざし


「エンペラーパニッシャー!!」


眼の前の、ネメシスは一網打尽になった


「これぞキングダイエンペラー!!」


―――――――――――――――――――――――――――


俺たちはオゾウクのもいった


「なあオゾウク、エゾッコはどこにいる」


もしも、まだ逃げていなかったら、まずいことになる


「さあの多分、我らが城におるのではないか?」


「多分ってあの人が、賢者の子孫かもしれないんだぞ」


オゾウクの驚く顔、まあ知らなかったんだろうな俺も知らなかったし


「では行かないとまずいのではないか」!!」

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