第18話

「廃棄された工場って、見たことあるぞこれ」


タスカが、指を指している地図のところにはタスカ自身の家、いわゆるミスカの実家が近くにあった。


「そうじゃよ、わしの家の隣もっというと、工事していたところそのもの」


外で盛大に、爆発する音が聞こえた。


「まさかここまで来たの」 


一番最初に、反応したのは、ミスカだった鋼は遅れて


「へ?何が来たって?」

「ネメシスがきよったんや」


ことの重大さがわかっていなかった。そう自身が寝ている間のことなど、当の本人は知るはずもないそれを、察してかミスカがことを話す


「鋼が寝ている間に、反転の化けも物の一部、私たちはネメシスと読んでいるけれどそれが現れたの」


んぁ?疑問に思った


「反転の化けものは、復活していないんだろ?」


そう、復活はしていないとゴルスラがそう話したはずだ


「せや、でも奴らもまた同じようなもん、倒さんとあかんで」


俺は笛に指をかけたが、一つ思い出した。


「そうだ、ブライ呼べないじゃん」


外で、もう一度爆発音が聞こえた。


「なんだ」


俺達が、外に出るとそこには


「皆のもの、大丈夫でごさるか?」


聞いたことのある声で、ニンテージが紫色の液体に染まり立っていた。


「お前、カットリか!?」


ニンテージは、余裕しゃくしゃくと言わんばかりに、親指を上げ


「そのとうり」


何が起こるかわかったもんじゃない、こうなったら一緒にきてもらうか。


「お前にも、頼みがある」


そこから何分かがたった。しかし工場まで行くのに、一つ問題があった。


「確かに、工場周辺には、ネメシスも大量に湧いてるにござる、ならばヒーローの出番であろう」


カットリは、どこかへ電話をかけた。俺には、なんとなくサッシがついていた。


「久しぶりだなカットリ」

「ああ久しぶりにござる、レッド」


やっぱりか、と俺はそう思う、というか世間は狭いみんな割と知り合い同士だったりするし


「じゃあ行きますか、その工場ってところに殴りに」


そしてミスカの車に、乗った俺たちはネメシスを倒しながら前に進む予定だったが。


「ブライないのに、どう戦うのかと思ったら」


普通にミサイルを、持ちながら戦っていた


「ヒャッハー色々消毒してやるぜぇぇ」


この時は、テンションがやたらと上がっていて変なことを口走った。いや本当に失敬


「ならば拙者の、必殺技も見せるにござる」


カットリは、刀を鞘に戻し背を丸めた。俗に言う居合いというやつだ


「絶一門」


鞘からすごい勢いで、放たれた斬撃は、四方八方を飛び回り、ネメシスを一層した


「お前すごいな」

「あのあと修行したにござるからな」


修行だけで、そんないけるのか?とも思ったがとりあえず目の前にあったたまを、全弾打ち尽くしたあと


「ここまでくれば」


そこは工場だった。もう、煙突とかクソデカ扉とか見るからに工場だった。


「ここにブライを、進化させる方法が、あるのか」


一同は足を勧めた。


「にしても、タスカがいったことは、ホントだったんだな」


見渡すとベルトコンベアやら、ヘルメットやらがさんらん、していた


「それでどの、ような見た目でござるか、その設計図とやらは」


カットリは、タスカに向かって聞いた。設計図そんなもんが?


「そうじゃな、まあワシが10代の頃のことじゃし、あんまり覚えとらん」


「それ大丈夫なのかよ」


1000以降は、数えてないみたいなこと言ってなかったか、この人


「こっちになんかあるで」


かなり、でかい鉄製の扉が佇んでいた。


「よし」


よく見るのは、ダイレクトアタックすると開くのは定石タックルの姿勢に入ろうとしたが


「風たち手裏剣」


ドアが手裏剣で、壊れた。意外と脆い


「うわっ煙たいわね」

「はい、マスク」


ホコリまみれで、何十年も人がいなさそうな、雰囲気を感じ、机の上にあったものを見つけた


「USBメモリーか」


こんなんあってもなぁ、探せそうな場所を探すが


「これそうやないか」


ゴルスラが、設計図を見つけた。らしい


「この設計図、そげなことやったか」


ゴルスラが話を始めようとしたその瞬間


「うおぁぉぉ」


ネメシス軍団が、押し押せたどうやら、場所がバレたらしい。


「鋼ブライを、呼び押せるんや」


ゴルスラは、大声で叫んだ、だが当の本人がよく知っているはずだ


「でもぶっ壊れてんだろ」

「大丈夫やここで直すし何となくわぁッタで」


ふえをつかいブライを呼び押せる


「ブライウイングは、直しといたんや」


しかしカットリだけでは、ネメシスをさばききれていないそこでブライに乗り込んだ


「鋼下の方にさすとこのないか」


ブライのコックピットにUSBさすとこを発見した


「えっこれ指すだけなのいいやエイッ」


ignition usb combine reject


ブライの周りが、光はじめ工場のいたるところから部品が、飛んでくる


「鋼くんおはよう」


ブライのコックピットの後ろに、冬子が眠っていた。


「えっなんでいるのまあいいや」


菌糸のような物が、あいた風穴に付着する


「うわっ!?なにこのネチョネチョ」

「それは、ナノマシンゆうやつや」


そしてすべての部品が付きついでに風穴も治った


「なんか新しい名前がほしいね」


冬子がそういう、そうだよな、なにかほしいなそうだよな


「未知数はXだからブライXだ!!」

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