カクヨムの片隅でパソコン愛を語る

神在月ユウ

1. パソコン遍歴 あ~懐かしい~

 皆さま、パソコン、好きですか?

 わたしは大好きです。


 いきなり変な始まり方ですが、ここはただのパソコン大好き(でもそんなに専門的知識を持っているわけでもない)、素人に毛が生えた程度のわたしが、延々と自身のパソコン愛について語っていくものとなっています。愛について、と言っていますが、時々貶すかもしれません。パソコン好き故に。

 

 他のエッセイをご覧いただいた方には予想がついているかと思いますが、わたしは大体最初に昔語りをします。小説のこだわりエッセイとか、ダイエットエッセイとかがそうでした。

 例にもれず、今回もかまします。


 物心ついた頃には、すでに自宅にパソコンがあったと記憶しています。父がパソコン好きで、当時30万とかするパソコンを買ったのだと、母が呆れ顔で言っていました。

 当時大きな話題を呼んだWindows95が発売されたのが小学生の頃で、途中から校内にパソコン室ができたのを覚えています。Windows95がインストールされたPCで、ディスプレイはもちろんブラウン管です。

 授業時間にもパソコンを触る時間が組み込まれていましたが、当時は『駅すぱあと』というソフトを延々と触るだけの時間でした。路線図を眺めるだけの、とても一授業時間を賄うには中身のない時間でした。

 もう途中からお喋りタイムですよ。そりゃ飽きますよ。

 パソコンに少しでも慣れさせようという意図があったのかもしれませんが、大変つまらない時間でした。

 夏休みに家族で祖母の家に遊びに行ったとき、父のノートPCでソリティアとかマインスイーパーとかやってましたが、百科事典みたいな厚さのノートPCでした。大きさの割に小さなディスプレイで、ベゼル、ある意味すごかったです。


 中学では、同じくパソコン室が、できたてほやほやで構築されていました。

 尚、Windows98です。

 この時も授業がありましたが、その時は有志メンバーで全台にインストールした百科事典を眺める時間でした。あと、タイピングソフトがあって、AからZまで何秒で打てるかとかやってました。


 高校のパソコン室では、Windows2000のPCがずらりと並んでいました。

 昼休みに、勝手にインストールした『メルブラ』や『EFZ』とかやってました。みんなガチャガチャとキーボード連打しまくってました。

 ちょっと懐かしくなって、『EFZ』の動作環境を調べてみると、


-最低-

CPU:PentiumⅡ166Mhz以上

メモリ:128MB以上

640×480の解像度をサポートするビデオカード

256色以上表示可能なディスプレイ

要DirectX7以上

要DVD-ROMドライブ


-推奨-

CPU:PentiumⅡ300Mhz以上

メモリ:256MB以上

320×240の解像度をサポートするビデオカード

256色以上表示可能なディスプレイ

要DirectX7以上

要DVD-ROMドライブ


 こんな感じです。

 ……時代を感じます。

 Pentium4すら「うわ~懐かし~」なのに、PentiumⅡですよ!

 しかも300MHzですよ!『GHz』ではなく、『MHz』!

 メモリが256MB以上推奨って…!

 解像度とか笑っちゃう!

 256色以上表示可能なディスプレイってなんだよ!


 若者の皆さん、これが20年前のパソコンです。

 メモリ1GB積んでるパソコンを、動きがいいと呼んでいた時代があったんですよ。調べてみると、2000年前後だとメモリの最頻値は128MBとか256MBくらいだそうです。

 パソコン歴長い方は、「そんなのまだいい方だろ、昔はな――」と仰りたいでしょうが、さすがに64MBメモリとか以前まで遡るとわたしが語れなくなるので、ご容赦ください。


 大学になると、パソコン室にはWindowsXPのPCが設置されていました。ディスプレイ、ブラウン管じゃなくなってました。この頃、実家PC(父親の)はまだブラウン管でしたが。

 進学する毎に、一個ずつOSがアップグレードされていきました。

 え?ME?

 そんな子いましたっけ?忘れました。(この頃実家の父PCは、MEでしたwww)

 研究室では毎日実験データ纏めたり、論文書いたりしてましたが、一番性能のいいデスクトップのメモリ、1GBだったの覚えています。時代だな~。CPUは何使ってたんでしょう。CeleronかPentium4だと思うんですが。

 同時期、実家に光が開通し、4秒ごとに停止・読み込みしていたYoutubeが、シームレスに見れるようになって、感動したのを覚えています。


 とまぁ、学生時代からパソコンに触り続けていましたが、この頃はまだ何の知識もなく、パソコンをカスタマイズするなど考えもしなかったです。

 大学時代は一部の授業の課題がWEB提出で、実験レポートは全てワードで作成していたのですが、これは父のPCを借りて実施していました。欲しいな、とは思いながらも、高くて買えなかったです。尚、バイト頑張って買おう、という気概はなかったです。

 ちなみに、弟の方が先にPC買いました。

 弟は、光学式マウスではなく、まだボール式のマウスを使っていました。

 若者の皆さま、トラックボールじゃないですよ?

 知っている方、すごく懐かしいですね?マウスからボールを取り出して、床にバウンドさせて、どっか行っちゃった方、いらっしゃいません?


 あと、カクヨムに投稿している『ももたろう』は、この頃父のPCで書いていました。保存に使用したのはフロッピーディスクです。

 懐かしいですね。当時、卒論データの保存にはUSBメモリ(2GB・秋葉原で¥1,980)を使っていましたが、研究室に入る前まではフロッピーを現役で使っており、小説は大学の授業の合間にパソコン室で書くために持ち歩いていました。

 ここでもわたしよりも見識のある先輩諸兄からは「言っても3.5インチの両面倍密度だろう」とか「俺の頃は8インチだぞ」とか言われそうですが、すいません。わたしは存在こそ知っているものの、現物を見たことがございません。


 ああ、書いていると、すっごく懐かしいです。

 ノスタルジーです。


 とまぁ、こんな感じで「こんなの買った」「こういう失敗した」「こうやって覚えた」などなど、好き勝手書いていきますので、もしパソコン好きの方がいらっしゃれば、今後ともお付き合いいただければ嬉しいです。


 次回は、初めてパソコンを買った時のお話でも入れようと思います。

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