深海の悪霊

名取信一

第1話

「では出航します!」


ガタンと音を立てて潜水艦のハッチが閉まる。母船から館内に乗り込み、私はハッチが完全に閉まったことをクルーの海老沢に確認させてから、椅子に腰を落ち着けた。ひんやりとした椅子の冷たさが臀部に伝わった。

 潜水艦の椅子は小さくて固い。私がいつも執務室で座っている椅子と比べたら大違いだ。でも、こんなことで文句を言っていたら海の現場は務まらない。この心地悪さは私が何年も付き合ってきた宿命だった。


「今から潜水します。海底まではかなり時間がかかるので、それまで会話をお楽しみください」


 海老沢が蚊の鳴くような声で乗客に語りかけた。相変わらずの覇気の無さだ。私以外の乗客は海老沢のことなど関心がないかのように、窓の外を眺めたり、会話に興じている。


 「鈴本社長はマリアナ海溝に行かれたことはあったんでしたっけ?」


乗客の一人が私に話しかける。彼は白い上下の服を着た60近い男だ。その服装は正装とも少し違った違和感を感じさせる格好だった。おそらく宗教服なのだろう。


 「いえいえ、マリアナ海溝へ潜るのは今回が初めてですよ。1回だけ日本海溝での調査の仕事に立ち会ったことがあって、その時は6000メートルまで潜りましたけど、それが私の最高記録です。なかなか経営に回っていると現場に出る機会はなくてですね」


 「なるほど。私も若い頃は現場に出る機会が多かったんですが、だんだんと団体が大きくなるとやっぱり末端の一人ひとりに触れる機会って少なくなるんですよね。」

「本当にそれはわかります。部下の面談を全て行うだけでも一苦労です」

「今から思うと、まだ若い頃に一人ひとりの相談者さんに相談を受けていた頃が一番充実していたかもしれない。経営者共通のぼやきですな」


 そうやって白い宗教服に身を包んだ男、鮎川は微笑を浮かべた。なんとも見る人を惑わす、魔術師のような雰囲気の男だ。彼は表向きは社会貢献を目的とするNPOの代表ということになっている。しかし、その真の姿は新興宗教「笑顔の会」の教祖だ。教団は今から30年前に急速に拡大し、新興宗教へのバッシングのブームもどこ吹く風で、現在に至るまで大勢の信者をつなぎとめている。通りで金払いが良いわけだ。


 「窓の外を見てください。もう真っ暗でしょう。海というのは水深が200メートルを超えるとこんなに見えなくなるんですよ」


 私は向かいの席に座っている久米淳子に話しかける。久米淳子といえばかつて一斉を風靡した人気アイドルだ。女優に転身し、今も美貌と愛嬌は相変わらずだ。私も一時期のめり込んでいた。こんな機会が設けられるとは本当に夢のようだ。私の心臓は高鳴った。


「へえ、海って面白いですね。私、来世があるとしたらクジラになって大海原を自由に泳ぎ回りたい」


 久米淳子は子供のような声色でそういった。美貌と言い、雰囲気と言い、30代とは思えない。10代の頃と何ら変わらない魔力的な愛らしさが伝わってくる。


「そんな久米ちゃんってファンタジーみたいなことを言うんだね。俺はクジラは刺し身にして食うのが一番うまいと思ってるぞ。うまそうな魚は窓から見えないんかい。マグロとかカツオとか」


 久米淳子の隣にピタリと張り付いている五十嵐恭平は、相変わらずのぶっきらぼうな口調で会話を遮った。私と久米淳子の会話が進展するのを快く思っていないらしい。私は「この深度になると魚は急減しますからね」と一応海の話で繋ごうと試みたが、五十嵐は興味を示さなかった。


 日本有数の重工業メーカーである「東横重工」の経営者・五十嵐恭平が久米淳子と愛人関係にあることは公然の秘密だ。五十嵐はこの国でも5本の指に入る経済人である。その資産は天文学的な数字と言われている。二代目社長らしい風来坊な性格で、他にも何人も愛人がいるという噂もある。


「オケアノス号ってこの下に沈んでいるんでしょう。とっても深い。何年も随分と寒い思いをしたのかな」

 久米淳子は相変わらずのふわふわした口調で真っ暗な窓の外を覗き込む。


「海水の温度はある程度の深度になると概ねマイナス二度と言われているので、結構冷たいでしょうね。潜水艦もだんだん寒くなってきたでしょう」

 

 私は久米淳子の問いに少しでも答えようと早口で語った。心拍数が上昇しているのを感じる。長年の憧れに眼の前で接しているという爽快感。画面の向こうの存在だった彼女と会話できるという高揚感。それが可能なだけの地位を築くことができたという達成感。私はついつい興奮して過剰に話しかけてしまう。


「マリアナ海溝に潜れるなんて夢のよう。鈴木社長のおかげですね」

「いえいえ、我が社の社員と長年のお客さんの信頼の結晶ですよ」

 私はいつもの商売文句を自動的に並べながら久米淳子の方に視線をやった。久米淳子は私と目が合うとニッコリと微笑んだ。


 今回のツアーは日本初のマリアナ海溝探検という触れ込みで行った。我が社としては史上初の試みだ。日本国内の事業者でも間違いなく初だろう。ついにライバルを出し抜いて一歩先に抜きん出ることができたわけだ。

 このツアーはCMで一般向けに宣伝したわけではない。富裕層向けの少人数ツアーである。当然値段は結構な額だ。それが払えるようなメンツしか最初から相手にしないということだ。


 潜水艦は5人乗りだ。操縦するクルー1人と乗客4人で構成されている。今回は初回なので社長の私は乗客の1人として自ら乗り込んだ。残りの3人のゲスト客が「笑顔の会」教祖の鮎川ヒロム、カップルで乗り込んだ億万長者の五十嵐恭平と女優の久米淳子だ。五十嵐と久米は建前上は別々に契約していたことになっているが、実際は五十嵐が二人分の金額を支払っている。複雑な愛人関係の都合だろうが、建前だけでも個人同士という形を取りたいのだろう。


 あれこれと雑談に興じていると、潜水艇を操作する海老原が客たちの方に向けて言った。「そろそろ半分です。深海底まではあと1時間と少しで到着します。それまでご歓談をゆっくりとお楽しみください」



 もうそんなに来てしまったのかと私は思った。今回導入した最新の潜水艇でも深海底までは3時間もかかる。何年も前に映画監督が1人で潜航して海底までたどり着いたことがニュースになったが、人の生きられない暗闇の海底で1人寂しく待ち続けるのはどんな気分だっただろうか。きっとあまり面白くないに違いない。その点で集団ツアーなら会話に興じることもできるし、あっと言う間に待ち時間がすぎる。私の人生で最後の航海にふさわしい。私は久米淳子のズボンからちらっと見える足首を見つめながらそう考えた。


「しかし、世界一深い海溝に日本人で初めて到達するとは本当に誇らしい体験だ」

 五十嵐は唐突に感慨に浸り始めた。

「やはり何事も一番乗りは意味がある。いや、一番じゃないと意味がない。ビジネスと同じだ。なあ、社長さん」

 五十嵐は自慢気に身振りを大げさにした。


「まさに、今回のツアーは五十嵐さんのような上客の方のうち、本当にマリアナ海溝にお連れする価値があると思った方を選別してお連れしたんですよ。何と言っても日本人で最初ですからね」

 私は五十嵐の自尊心を少しでも刺激するような言葉を加えて彼を上機嫌にしようと考えた。


 人間は「一番」というものが好きだ。一番と二番の間には単なる順位の差にとどまらない断絶がある。月に初めて到着したアームストロング船長の名前は誰でも知っているが、二番目に到着したオルドリンの名前は誰も知らない。海溝だって実は水深10000m級の海溝はいくつもある。マリアナ海溝はわずかに二番以下に差をつけているだけだ。しかし、話題性があるのは一番だけだ。その話題性のために今回のように乗客が集まるのだ。


  五十嵐が相変わらずの自慢話を続けていると、白い宗教服に身を包んだ鮎川が突然立ち上がって言った。「社長、この潜航を中止してください」


 鮎川の顔は真剣だった。鋭い視線が私の顔に突き刺さってくる。私は突然の出来事に困惑した。

 「どうなさったんですか。もう潜水艦は出航してもう少しで深海底に到着しますよ。なにか不測の事態でも?」

 「この海域には・・・悪霊が潜んでいる」

 「悪霊・・・と言いますと?」

 「海の悪霊はケガレの中でも人間の手に負えないものの一つです。捕まったら最後、全員死ぬ。その前に引き返さないと」


 私の困惑は深まった。鮎川の発言は予想外だったからだ。それまで五十嵐の佇まいはカルト教祖にしてはまともに見えていた。雰囲気としては怪しげな霊媒師というよりも、成功したビジネスマンに近かったからだ。妄信的なタイプではなく、インチキ教祖にすぎないという倒錯した安心感があった。もしかしたら出発前に酒でも飲んでいたのか。


 「冗談はよしてください。航海中ですよ」

 「今すぐ引き返してくれ」

 「すでに出発しているので無理ですよ」

 「とにかく引き返せ!」

  鮎川は語気を強めた。

 

 困った事態だと私は思った。こうした乗客が錯乱し、もし運行を妨害したら厄介な事態を招く恐れがある。万一暴れ出した時はどうしたものか。海老原は機器の操作に集中しているし、久米淳子に手荒な真似をさせるわけにはいかないから、不測の事態の時は五十嵐の助けを借りる必要があるだろう。

 すると、五十嵐が低く野太い声で怒鳴った。

「おいあんた、静かにしろ」

 鮎川は五十嵐のドスの利いた声に驚いて急に喚くのをやめた。


「鮎川さん、とにかく落ち着いてください。もう既に潜水艦は運行しています。ここでの責任者は私です。海での運行妨害は命に関わります。もしこれ以上私の指示に従わないのであれば、それ相応の対応を取らせていただきます」


 私は毅然とした態度で鮎川に言った。鮎川は急に大人しくなり、口を開かなくなった。私は内心ほっと胸をなでおろした。潜水艦は狭い。もし鮎川を取り押さえたとしても、隔離しておくスペースがない。言葉の威圧だけで大人しくなって本当に良かった。

 そもそも責任者が私というのも本当は嘘だ。私は社長ではあるが、乗客としてこの潜水艦に乗っているので、艦長は海老原ということになる。ただ、あんなやる気のない人間に事態を抑えることは不可能だろう。時に嘘というのは有用になる。


 気まずくなった重苦しい空気の中、潜水艦は更に深海の闇の中へと吸い込まれていった。洋上で待っている船からはもう何千メートルも離れている。その間を隔てるのは重苦しい水の層だ。窓の外は漆黒の闇に覆われている。何一つ目に見えるものはない。それはまるで星の輝かない宇宙のようだった。

 窓には数百気圧の圧力がかかっている。もし潜水艦が少しでも破損したらたちまち私達はぺしゃんこになってしまうだろう。人の住めない極限の環境。その中で鉄の塊によって守られた人間たちは進んでいく。寂しさ、恐怖、心もとなさが同時に入り混じった複雑な心境に私はなった。


 「そろそろ深海底です。この近くにオケアノス号があるかもしれません」

 私は鮎川以外のメンツに目を合わせながら語りかけた。


 今回のツアーのもう一つの目玉は「東洋のタイタニック」とも呼ばれた沈没船・オケアノス号の残骸を見物することだ。オケアノス号は20年ほど前にマリアナ海溝の直上で沈没した豪華客船である。オケアノス号は当時日本最大の豪華客船であり、沈没のニュースは多くの人の関心を呼んだ。事件の数年後にオケアノス号の事件が映画化され、今どきの邦画にしては珍しく大ヒットとなった。オケアノス号の沈没ではレスキュー隊の勇敢な活躍で乗客には死者が一人も出ず、奇跡と呼ばれた。本当は機関員一名が命を落としているのだが、そういった事実は映画で二枚目役者の演じるレスキュー隊が見せた命がけの活躍に上塗りされていき、人々の頭からは忘れられていった。


 メーターの水深を見るとついに一万メートルを突破していた。世界一水深の深い、漆黒の海にたどり着いたのだ。潜水艦のライトを付ける。海底には砂とも泥ともつかない地表が広がっていた。生物の存在するような兆候は見られない。生命のあふれる表層とは全く違う、荒涼とした光景が広がっている。私には海底は冥府のように思えた。ギリシャ神話のペルセポネが冥府の食べ物を口にして帰れなくなったように、私達は一歩でも外に出ようものなら永久に海底に沈んで二度と浮かび上がることはできないだろう。


 潜水艦を横に進めると、錆びた錨のようなものが海底に見えた。オケアノス号はすぐ近くだ。私は海老原にライトを最大限強くするように命令した。すると目の前に薄っすらと船のデッキのようなものが現れた。これがオケアノス号だ。20年前に沈没し、世界で最も深い海に置き去りにされている豪華客船。その姿は残骸と成り果てても壮麗だった。


「わあ、すごい。こんなところに人間の作った船が沈んでいるなんてロマンチック」

 久米淳子は口元に手を当てて驚いた表情をしている。

「こりゃすごい。たまげた」

 私の海の話にさっぱり関心がなさそうだった五十嵐も、眼の前に現れた豪華客船には目を丸くして驚いているようだった。

 闇に浮かび上がったオケアノス号には無数の窓が見えた。その一つ一つは光を当てると白く反射する。未だに窓ガラスが朽ちずに嵌っているからだろうか。船体の塗装もホコリで見えにくくなっているとはいえ、未だに赤と黒のカラーリングが判別できた。私はふと目頭が熱くなるのを感じた。


 久米と五十嵐が窓の外の光景の見とれている中、今まで口を開かなかった鮎川がボソリと呟いた。「来る。やつが来る。もうダメかもしれない」


 その直後、潜水艦にドシンという衝撃が走った。何かが激突したような音だ。オケアノス号に衝突してしまったのかとも考えたが、明らかに距離がある。


「海老原、何だ今の音は」

「わかりません、社長。海底に接触したわけでもないようで」

「潜水艦は大丈夫なのか」

「それが、舵が効かないようです」


潜水艦を操作するパネルの方を私は見た。潜水艦を右に左に動かそうとしたが、びくともしない。潜水艦は操作不能になったらしい。面倒なことになった。


「社長、浮上しますか?」

「いや、もう少し動かしてみろ。何かが引っかかっただけだろう。」


 私は海老原に重りの切り離しを指示すると、乗客の方を向いて言った。

「皆さん、先程の衝突で潜水艦の操舵に異常が発生したようですが、船体に異常はありません。どうか落ち着いて、席に座ってください」


 久米淳子はパニックで泣きそうな表情になっている。大胆不敵な表情が印象的な五十嵐の目にも恐怖が浮かんでいる。そして鮎川は手で頭を抑えてうずくまっている。


「海老原、様子はどうだ。」

 私は海老原に怒鳴りつけたが、海老原はしどろもどろだった」

「社長、一切の移動ができません」

「お前、ふざけているのか。重りを一つ捨ててみたらどうだ」

「だからそれもできないんです」

「このウスノロが!」

 私は焦りと激情にかられて海老原を突き飛ばすと、操作パネルの浮上ボタンを押した。しかし、既に重りは切り離されたはずだ。しかし、一向に潜水艦はびくともしない。


 どうやら私達は深海に取り残されたようだ。


 3時間ほど操縦パネルを海老原はガチャガチャ動かしていたが、結局ダメだった。気力を無くした海老原は潜水艦の狭い床に座り込んでしまった。いつもの臆病な態度とは裏腹に、ぼんやりとした表情を浮かべている。人間はあまりにも恐怖が強すぎると一周回って「麻痺」してしまうという。海老原はまさに自分の対処能力を超えた事態に遭遇してオーバーヒートする、安物のコンピューターのようだった。


 「多分、時間が経っても戻らなかった場合、上から助けが来ると思います。なのでどうか落ち着いてください」

 「おい、これどういうことなんだよ。あんたの会社の潜水艦は絶対に安全だって言っただろう。どうしてくれるんだよ」

 五十嵐が攻撃的な口調で私に詰め寄ってくる。

 「絶対に安全といっても不測の事態というのは起こり得ます。だからどうか落ち着いてください」

 「落ち着けるわけないよなあ。この状況で。どうにか潜水艦を動かせないのか」

 「おそらく助けが来るのを待ったほうが良いでしょう。どうか大人しくしてください。酸素の消費量が多いと残り時間が少なくなってしまいます」

 「酸素?そういえばこの潜水艦はあとどれくらい持つんだ?」

 「おそらく、このペースでバッテリーが消耗していけば、3日くらいだと思います」

 「3日?それまでに助けが来なかったらどうなるんだ」

 「3日もあれば最悪、外国からも助けが来る可能性が高いので大丈夫ですよ」


 私はもっともらしいセリフを並べて、五十嵐をなだめた。マリアナ海溝に到達できる有人潜水艇はほとんど存在しない。無人潜水艇で引き上げるにせよ、タイムリミットまでに間に合うかは分からない。もし酸素がなくなったら苦しい最期を遂げることになる。私は人生の最後で計画が大きく狂ったことを恨んだ。ビジネスと同じで、運命というのはどうにも思い通りには行かないらしい。


 「私、どうなっちゃうの。帰れるよね。帰れるよね」

 久米淳子は怯えた声で私の手を握り始めた。パニックを起こし始めている。私は彼女の手をギュッと握り、肩をたたいた。

 「絶対に大丈夫です。こうなることも想定して万全に手を打っています。非常事態の時に一番怖いのはパニックです。だからどうか落ち着いて」

 久米淳子は私に抱きついてきた。非常事態とはいえ、一線を越えた距離感だ。さすが、数々の色恋沙汰で知られた芸能人だけある。彼女は男を勘違いさせる天性のものがあるのかもしれない。もしこんな状況でなければ私は飛び上がって喜んでいただろう」


 「淳子、俺がついてる。安心しな」

五十嵐は久米淳子を私から引き離すと、ギュッと抱きしめた。五十嵐の視線は久米ではなく、私の方を向いている。その刺すような目線は人間のそれと言うよりも狼に近かった。


「そうです。皆さん安心してください。少し辛抱すればきっと大丈夫です」

「社長、救難信号を出しました。あと電気を消したほうが良いですよね」

 海老原が私の方を見て確認する。

「そうだな、仕方ない」


バッテリーを保持するために最低限の暖房を除いて証明が落とされ、潜水艦は暗闇に包まれた。外と同じ漆黒の闇だ。目が慣れようがない。光が一切存在しないからだ。改めて人類の存在しない死の世界に入り込んだことを再確認してしまう。


私は狭い潜水艦の室内で体を折り曲げながら睡眠を取った。もともと潜水艦は長時間を過ごすようにできていない。だから態勢は不自然だ。他の搭乗者にも睡眠を取るように促して、私は眠りに落ちた。

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