笑う惑星( *´艸`)

ヤッキムン

(*´艸`*)

あやなっちは、中学2年生。

沖縄県那覇市に住んでいる。


港のすぐ近く。

大きな船も見える。

6階にある家。


家の近くに、ちっちゃなお菓子屋さんある。

お店に置いてある、あるお菓子を手に持って、お店の可愛いお姉さんのところに行く。


390円なんだけど、必ず1000円札をわたす。


そしたら、その可愛いお姉さんは

「サンキューねっ!」

って言って、610円分のおつりをくれるんだけど、それは、日本の円ではない、べつのお金。


そのおつりをもらったら、お姉さんは

「はいっ!こっちからねーっ」

って言って、ピンクのカーテンを開けてくれる。


ピンクのカーテンの先に、黄色のドア。


わたしは、黄色のドアを開ける。

そして、外に1歩、踏み出す。


そしたら

パァー

と、べつの世界、広がっている。


黄色のドアは、勝手に

パタンッ

て閉まる。


笑う惑星に行く。

どうも、ここは笑う惑星らしい。


わたしは、ここに来ると、本当の女子になってる。


女子として、この街を歩く。


何回か来てるから、この街の優奈ちゃんと仲良くなった。


今日も優奈ちゃんの家に遊びに行く。


優奈ちゃんの家の庭には、いろんな鳥さんたちいっぱい。

いろんな種類の鳥さんたち、飛んでいる。


みんな仲間どうしで、めっちゃ仲良く木の上にとまったり、飛んだりしている。


声もいろいろ。


「チュンチュン」

だったり

「キュイーキュイー」

だったり

「ギュイーンギュイーン」

だったり。


鳥さんたちに

「こんにちは」

って言うと、鳥さんたちみんな

「こんにちは」

って返してくれる。


優奈ちゃんに

「来たよ~」

って言うと


「いらっしゃい」

って喜んでくれる。


今日は優奈ちゃんの部屋で、優奈ちゃんの服を見せてもらった。


この世界の面白い服。

でも可愛い。


夕方まで、今日は、優奈ちゃんの持ってる服を、わたしも着せてもらう。


帰りにニットの可愛い服をもらう。


「また来るね~」

って言って、優奈ちゃんの家を出る。


夕方6時10分に、黄色のドアのところに戻ると

パッ

とドアは開いて、中に入ると、那覇市のお菓子屋さんの店内にいる。


お店のお姉さんに、あいさつして、お店を出る。

そして、すぐ近くのわたしの家に戻る。


ママに服を着て見せると


「ププッ!なに~?その服~!...でも可愛い!めっちゃ似合ってる!ママもほしいな~」

って、笑ってくれる。


「またこんど、もらってくるね~」




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