駅出れば学生街の黄葉かな

えきでればがくせいがいのもみじかな

季語は「黄葉」となります。黄色い葉っぱの「もみじ」なので、銀杏をイメージして詠みました。


駅を出て、学生街の銀杏並木が黄色く色づいている情景を詠んだものです。

具体的な駅としては国立や高田馬場が念頭にありました。

本句は、先生から入選句として取っていただきました。


ただ、以下のような指摘をいただきました。


・上五について、具体的な駅名としたり、駅ではなく「改札」という言葉を使う方がよいかもしれない。

・中七について、学生街とするのが最善か、検討の余地がある。例えば「ドヤ街」や「風俗街」としたほうが意外性があって印象的な句になるのではないか。


イメージしていたのは学生街ではあったのですが、そのイメージが詩として考えた場合に面白いのかどうか、推敲というか、もっと想像を膨らませてもよかったかなと感じました。

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