応援コメント

▽8月19日 グリッチの二人(2)」への応援コメント

  • ハルキくんの主観か……

    思えば彼の一人称で語られる物語というのがポイントなのかもしれませんね。
    NPCが自我を覚える? という話ではないのでしょうし。


    現実もどこまでいっても認識の枠を越えられないので、現実と言われても仮想空間と言われてもどうにもできないのですよね。
    「クラインの壺」という有名な小説では、現在位置が分からなくなって自死を選ぶ主人公の葛藤がありましたが、私も悩んだからと言ってそこまでの勇気はありません(笑)
    遅かれ早かれ、天寿を全うすれば結論はでますからね。

    作者からの返信

    そうですね。
    仮に自分たちがそうだと知らされても、結局能動的には何もできない以上、これまでどおり暮らしていくことになりそうですよね。

    この物語が一人称なのは、その方が読者を騙し易そうだったから……、いや、なんでもありません、やっぱり心情描写が一番しっくりくるからですね。

    思えばこれまでほとんど一人称でしか書いて来なかったなあ、という短絡な理由で、この次に書き始めた作品では初めて三人称に挑戦しております。
    でも結局、各登場人物の内面に頻繁に潜り込んで心情を吐露させてしまうせいで、あんまり変わりがなかったりしています^^;