応援コメント

▽8月19日 プールデート(1)」への応援コメント

  • 容姿がアバターであると認識できているのに、そこに惹かれてしまうのも面白いですよね。
    情報でしか分からない国府祐介をそこまで確固たる個体として認知し続けられるのも何か理由があるのだろうか。

    ループの場合、バタフライエフェクト的にオリジナルと違う行動が思わぬ変化に至るのか、それともオリジナルの強制力が働くのか興味深いですね。
    「七回死んだ男」ではどんなに変更を試みても死ぬときは死ぬ、という変えられない運命を打破するのがポイントでしたが、まったく同じ行動をしないとどんどん変化する場合、正気を保つ自信がありませんね(笑)

    作者からの返信

    もともとは容姿での一目惚れですからね。
    全てが同一の世界で、鷹宮だけがまるっきり異なる人格として振る舞っているわけですし、事前に鷹宮本人や才川から聞いて知っている情報もあるので、目の前の鷹宮が、自分の知っている鷹宮と同一であることは疑う余地がないだろうと思って書いております。
    この時点では、記憶を失った彼女(彼)の違う一面を覗き見てしまっているような心持ちでいたのではないかと。

    ハルキが鷹宮と出会うまでの16周目までは完全に「七回死んだ男」ですが、この物語で描かれる部分は所謂普通のループではなく、うかうかしていると鷹宮の人格改造が着実に進んでいってしまう不可逆性がミソかなと思っております。
    まあ、その現実を直視したうえで、正気でいられるハルキは、やはり主人公故の胆力と言わざるを得ませんねw