『窓ガラス全壊事件』によって転校に至るというところも引っかかりますね。
普通であれば事件をもみ消すなり、軟禁なせるなりするところで、「鷹宮道実の影響力の届かない学校へ転校することが」というハルキくんの思考に結びつくのだろうか?
鷹宮さんを自由にするリスクを父親があまり気にしていないのも気になりますね。
やはりハルキくんのモノローグがミスリードを誘っている?
作者からの返信
なるほど。
問題事件を起こせば転校できると考える、というのは確かに思考が直線的過ぎるかもしれませんね。
これは明確な瑕疵かもしれません。何度も推敲したんですが、自分では気づけなかったなあ。
しっかりと読み込んで教えていただきありがとうございます。
ちょっと違和感を緩和するように修正できないか検討してみます。
「鷹宮可愛い」と感じる部分はちょっとくどく感じられますかね。
これは全体について言えることですが、説明や会話は申し分ないながら単調になりがちです。なので恋愛パートについては幾分砕いて書いた方が、アクセントになってよいのではと思います。読者の息抜きにもなりますし、主人公への親近感も増すかと。
説明部分については、とりあえず疑問はありません。他の方が書いておられる転校の話も、父親の意向がわからない以上どうとでも解釈できるので、まだ判断できる段階ではないかなと。自由のリスクも、そもそも学校に行かせている時点で逃げられるリスクあるでしょうし、GPS埋められてるとか、いまの学校も父親の息がかかってるとか、幾らでも考えられますからねー。
作者からの返信
梶野様
お世話になっております。次の来訪を心待ちにしていた反面、いざ新着にお名前があると緊張してしまうものですね^^;
鷹宮の可愛さアピールは結構ちりばめた気がしますが、このパートはそんなくどいというほど匂ってましたかね? まあ、ここに限らず全体的な印象という意味なのかもですが。
謎はありつつも、門構えはラブコメなので、このくらいのノロケは全然、あったほうが健全だろうという個人的な手応えでした。
他の推理パートが理知的、鷹宮に対して懐疑的過ぎるので、ちゃんと恋心はあるんだぞ、という読者向けの申し訳の意味もあります。
でもまあ、一番の理由は自分がそういうシーンを読みたい、書きたいという点に尽きるでしょうか。そこを省くと、バトル漫画だと思って読み始めたのに全然バトル展開がないぞ、となるようなものかと個人的には考えています。
自分が求めるTS作品(男女入れ替わり故のこじれた心の機微描写)は、こうあって欲しいという……言い訳に使ってしまいますが、そこが作者的なこだわりなのだと思います。