第7話:11月13日・・・ん〜どうなんだろう?。

今さっき、大手の病院から帰ってきました。

田舎の病院と違ってやっぱり大きい。

でも、病院内はいつも通院してる病院のほうがなんとなく好きかも。


で朝10時に病院へ到着して受付して・・・そこから肺の検査をして

採血して、レントゲンを撮った。

毎回のことだけど、田舎の病院と同じことをやっている。

田舎の病院から、検査資料全部行ってるだろう?


なんでバカみたいに同じ検査を繰り返すんだ。


それだけでほぼ午前がつぶれる。

結局、午後からの診断になった・・・1日がかりだ。

病院へ病気を治しに行ってるのか疲れに行ってるのか分からない。


で、お医者さんが言うには、前回のレントゲン画像と比較しても

症状はさほどは進行していないって。


進行してるよ・・・息切れが日増しに酷くなってるし・・・。


治療はやっていかないと治らないとは思うけど、でも今の段階だと、

これがベストって治療方法を決められないって言われた。


もしかしたら、経過観察を続けていたら、少しづつよくなる可能性も

あるし治療しないと悪化するかもしれないんだそうだ。


とくかく難しくて、まだよく分かってない病気らしい。


なんのために大きな病院まで行ったんだか・・・。

それじゃ田舎の病院の医者と言ってることと変わんないじゃん・・・

大きな病院まで行った意味ないし・・・。


少しは希望を持てる答えが聞けるかと思ったのに・・・。


でお医者さんが言うには、明日も来てもらって、入院して肺の中を

一度洗浄してみましょうってことを言われた。

で、その時、細胞も摂取して調べるんだそうだ。


その結果で、治療法を検討するんだって。

もしかしから、完全完治を目指すんじゃなくてこれ以上進行しないよう

経過観察になるかもしれない。


でも病気の進行が現状維持で経過観察なら、もう僕は一生働けない。

運動ができなくなるからね。

歩ける植物人間か?


で、治療法が限定されたら、最終的に田舎の病院に戻されるんだと思う。

そのほうが患者「僕」に負担がかからないからなんだそうだ。


そんな訳で、また明日、大きな病院へ行ってきます。

明日は嫁さんは仕事を休めないと来ている・・・だからひとりバスに

二時間揺られて病院へ・・・勘弁してほしい。

息切れが激しいのに、移動させないでくれ、歩かさないでくれ・・・疲れた。


まじで疲れました。

疲れすぎて左の鼓膜が詰まったような状態で音が聞こえずらい。

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