主人公がなにかを作るイベント

 ヒロインやヒーロー、登場人物がなにかを作る。


 たとえば、チョコ!


 渾身のお菓子作り。


 シチュエーションとしての例は、バレンタイン。


 ヒロインやヒーローが誰かのために、チョコを作る。



 ①一人で作る。

 ②友達と一緒に作る。

 ③恋人とラブラブいちゃいちゃしながら、味見させあって甘々な雰囲気で。

 ④夫婦で楽しくチョコ作り。

 それは新婚夫婦かも? 長年連れ添った夫婦かも?

 ⑤親子で。

 それが母と娘なら、母が娘の恋の応援と成長を感じながら。

 パパと娘なら、誰にあげるのか気が気でない複雑な気持ちのパパとそんなパパを娘の一言一言がちょっと翻弄しちゃったり?



 チョコ作り一つとっても、様々なエピソードやドラマ展開があって。


 お菓子作りが上手いか下手かも、物語にエッセンスが加わると思う。


 実際に得意な人、不得意な人がいるわけだ。


 不器用でお菓子作りが下手でも一所懸命に作ったら、もらう相手も嬉しいだろうし。


 その先に待つのは、失敗か成功か。


 チョコは果たして上手く出来上がるだろうか?


 ハラハラドキドキ……、頑張れ!


 思わず手に汗握り応援、読者も熱くなります。



 それから読み手としては、作っている途中途中で、なぜその人にお菓子をあげたいのか、なぜ相手のためにって思ったのか分かるとより嬉しい。



 ヒーローやヒロインが作るチョコにどれだけ『好き』や『相手への思い』がこもってることが分かる過程があれば、読者の共感も応援する気持ちもいっそう盛り上がるのではないかな〜。


 

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