陽だまりのノラワラシ

斉藤詩延

引用

E.M.シオラン『生誕の災厄』より抜粋

ベッドを離れ、身づくろいをし、さて憂鬱症か恐怖かの、予測もつかぬ変種におそわれるのを待つ。

無懊悩（アタラクシア）の一片でも手に入れられるのなら、全宇宙と、シェークスピアの全作品をくれてやってもいい。


（引用　E.M.シオラン『生誕の災厄　新装版』p36　出口裕弘訳　紀伊国屋書店）

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