文体練習・創作テクニック

二無

#01 文章技術を鍛える(スゴいライトノベルが書ける本」)

小説や脚本を書くにあたって読みやすい文体・感情とストーリーを徐実に表現できることにこだわりたいと考え学習を始めました。まずは文体を整えるのと、思ったようにキャラクターを描けることにこだわりたいと思います。「スゴいライトノベルが書ける本」で文体と読みやすい小説の書き方を学習しています。


ライトノベルは基本10代の読者が読みやすい文体にする。「女神転生」では一番長い文章が29文字、一方「神々の血脈」のような純文学に近い作品では一番短い文章でも121文字。


ラノベとしてダメな文体は、①文章が長すぎる、②主語が曖昧になっている、③説明が多すぎキャラのセリフが少ない、この3点。


小説の文体には2パターンがあり、夏目漱石の様に無駄を徹底的に省いて必要なことのみをきっちり書く文章・谷崎潤一郎のようなディティールを徹底的に書きこむ文章がある。後者の文体はラノベではかなり珍しい。


長い文体は逆にスピード感を描写するのに有効な場合もある。「涼宮ハルヒの憂鬱」でキョンがあわただしく家から出発するシーンは長い修飾語・複雑な時間の流れを200文字使って表現している。しかしこれにはかなりの文章技術が必要。


書き手の視点について。小説は視点が完全なる主人公の一人称、もしくは神の視点である三人称かの2つに分かれる。ラノベでは1人称で描かれる事は珍しく涼宮ハルヒの憂鬱」でキョン視点で作品の情景が描かれる。「命の唄」は章ごとに誰を主人公にするかを決めたうえて一人称よりの三人称で描く予定。

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