シンプル
「猫のお世話とお前の人生、どっちが大切なんか!」
刺さりそうであまり刺さらなかった名言を言われた事がある学生時代。
俺は高校三年生の時、遅刻をよくする様になった。
朝の満員電車が嫌になり、徒歩で学校に向かっていたからだ。
遅刻というスキルをマスターしたある日、後輩から子猫を預かることになり、家で少しの間飼う事になった。
上記で話した内容がこの後、担任から言われた名言になる。
あまりにも遅刻を繰り返していた為、俺はありとあらゆる言い訳を担任に試していた。
「トイレの鍵が壊れていて、出られなかったので遅刻をした」と言った時は「嘘をつくな!」の一言だった。
「トイレで寝ていたので遅れました」と言った時は「お前はウンコをしながら寝るのか!」と呆れた様な返答を頂いた。
数々の言い訳を言い続けた俺もついにネタがなくなってしまい「目覚まし時計が壊れていたので遅刻した」とシンプルな言い訳をした。
すると担任は大爆笑。
凝ったものよりも時にはシンプルな方が受けが良いと学んだ出来事。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます