第15話 空中楼閣制作委員会

「小説は土の上に立っている建築物だが、詩は空中にある楼閣のようなものだ。そんな素晴らしいものと君は関わっているのだから、頑張りたまえ」


 こんなこと言われた人がいるそうな。

三島由紀夫の自決から半世紀…自己発信で消耗、現代に連なる悪循環

 読売新聞2023年11月11日 18時20分配信記事より


 以下、ライブ行きます。

 その前にちょっとトイレね。


・・・・・・・ ・・・・・ ・!


 詩というものは、空中にある楼閣である。


 私なんかには、そんなこと、気付く余地もなかった。

 そんなこと言ってくれるような人とのお付合いもないしね。

 だが、それは抗弁の理由付にはならん。

 ま、排除すべきクズにも劣るクズならたくさんいたけどな。

 それは、言わぬが花だけど。


 さて、今の、ひろがるスカイプリキュア!

 まさに、空中の楼閣どころか、空中の国家ではないか。

 その、スカイランドにて楼閣を立てる行為。

 それが、詩を書くことなのか。

 短歌や俳句や川柳、都都逸も、同じよ。

 まさに、鉄道模型のジオラマ製作と一緒や。


 よくよく考えてみたら、

 とんでもないことをやっているのだ、私は。

 いや、世の中の詩人と言われる人たちは。

 その自覚なく詩を作れるのは、幸福なのか不幸なのか。

 それは大きな問題足り得るが、わしには答えは出せぬ。

 だが、やっていくしかないね。

 空中楼閣制作上等!

 押忍!


             空中楼閣制作委員会

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