第4話 終わりの話
私がこの話をしたのは君たちに世界を知ってもらいたかったからなのだよ。
白髭を生やした優しい顔をした老人が言った。
君たちは同じことを繰り返すじゃろうな。しかしな、それもまた世界なのだ。そしてそれを解決するものは必ず現れる。希望を持って行きなさい。安心しなさい。信じてよろしい。なんて言ったって、世界を作ったこの始まりの神がいうのじゃからな。
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