吾が心に最も残れる都はロオマと王女の瞳の其の見遣る先

(2023-11-07)



「永遠の」という形容詞が頭に付く「名作」、『ローマの休日』のラストシーンです。


少々表現が古めかしいですが、何となく「古色」が似合う感じがしましたもので。


SNSにてフォローさせて頂いている方に、古い映画の一話面を毎回アップしておられる方がおいでなのですが、

その方のご投稿の、『ローマの休日』の、アン王女の(冒頭の舞踏会の装いでしたが)写真に、ふと思い立って、全編通し見して詠んでみました。


最初は「最も好める街は…」としたのですが、

字幕版で、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女の科白に耳を済ませると、

ローマに言及する部分で「memory」という単語が使われているので、

字幕や吹替の訳とも考え併せて

「思い出(に残る)」=「心に残れる」とし、


「街」は

そもそも、設定が「アン王女の各国首都歴訪」でしたし、

字幕版でも、吹替版でも、「首都」「都」と表現されているので、「都」としました。


……いや、再々の再々見くらいですけれども、やはり「名作」です。

(後日、何処かで『ローマの休日』の映画レビュー、書くかも判りませんです)

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