バー・ディライトから…

90年代初頭、バー・ディライトは一番ホット(危ない)かつクール(格好いい)な場所であった。150人入れば満員で煙に巻かれてホモたちと汗まみれの腕が触れ合う。親切なカナダ人の売人からLSDとMDMAを手に入れ飲み込むとジャブ中ホモがまわす試験管に刺さったストロー水がゼリーのように観えて一口も口をつけないビールを片手にNさんがレコードをまわすとオカマ達は大合唱して、やって来た、ジャンポール・ゴルチェと粉を吸う。迷彩柄のパンツに黒のTシャツ姿のゴルチェはオカマにサインをねだられウンザリして、おつきのゲイボーイと街を出る。あれはタイに出発前夜、おれたち二人は紙(LSD)を舌にはさみ夜通し踊ったっけ…懐かしい悪の川。おれは彼女のカードで勝手に金をおろしてMIXERを買う。必要などないのに…

ホイットニー・ヒューストンが一番のお気に入りで、それは今も変わらない彼女の優しい微笑みとコークが混じりあった優雅な混合物

コーラス隊。ステップ・バイ・ステップ?

素人ジャンキーが好みそうな曲名がエルで飛んでる、おれたちを、さらにハイにさせたっけ…翌朝おれたちはバンコクへ旅立ち機内で、もう口喧嘩。なんにつけても不味い飯屋に連れてかれ、売春MASSAGEを受ける。「バンコクは好きかい?」No ! そりゃそうだろうとコプクン・カー&マイ・ペンライ…

今じゃ、あのインチキゾーンはマリファナ解禁。プッシャー&ポリスの癒着地帯が、なぜ解禁地域になったのか?まぁそれもどうせインチキポリ公と政治のチンコロだろうとおれはさっしをつけてケンタッキーに行ったら奴らは手で食わずナイフ&フォーク。インチキはどこまでもインチキだって事だ。

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