第13話 幸せの行く末

お菓子で出来た家やビルの間で、煙と炎たちが立ちこむ

地響きが鳴り止まない

その原因は、あの二人だろう

1人はハサミを持ち、もう1人は毒付きダガー

お互い壁や地面を蹴りあげ、衝突するの繰り返し

しかし、毒付きダガーは地面に落とされてしまっている

この戦い……いつ終わるのだろうか


ロウside

何度も何度も金属音が鳴り響く

押されたり、また押し返したり

隙がない

というか……この人能力付与されてないのよね??

それでこの強さなの?

すごい人もいるものねぇ

やりがいがあるし

彼女はハサミの持ち手を使い、地面に私を叩きつけ、クッキーでできた地面に押し付ける

ひびが入り、クッキーが崩れ、体が下へ下へと沈む

目の前には彼女がいる

ムカつく

彼女に対しての怒りが膨れ上がってきた

こいつを、早く潰したい


───試すしかないか


私は彼女の首元を掴み、絞める

片手でハサミを強く掴み動けないようにさせた

彼女の動きが硬直し、呆然とする

「私に勝てると思ってるの?」

私はそう言ってハサミを掴んでいる手のひらから毒を出し、溶かした


能力:ポイズン

内容:体から毒の生成、操りが可能


地面へと紫の液体がこぼれ落ち、クッキーが溶け始める

「今度は……あんたの首を溶かすけど…?」

首元を先程より強く絞める

「………そんなことをして…何になるのです」

しかし彼女はにこりと笑った

気持ち悪い

私は1度も負けたことはなかった

彼女の力は本物

今、ここで彼女を潰したい

潰せたのなら…


どんだけ楽しく、幸せなのだろうって


だから─────

毒は、彼女の後ろで静かに大きな刃となる

「死ね!!!!!このクソ女!!!!!」

私はそう叫び、毒の刃を彼女に突き刺す

同時に彼女を蹴り飛ばし、深く、深く突き刺した

そして仕上げには毒の液体を包み込ませる

しばらく経てば、皮膚も、骨も、全て溶け、無くなるだろう

「あははは!!!ざまぁみろ!!!!!」

数分経っても何も聞こえない

彼女は死んだ

嬉しい、楽しい

やっと得られたこの幸福感だ

「はぁ…楽しかった。じゃあね。クソ女」

私はそう言って、その場を後にしようと歩き出した

しかしその瞬間、バシャッという音が耳に届く

振り返ると、そこには"無傷"の彼女が平然と立って歩いていた

「……は?」

私は呆然とするばかり

私の毒が…効いてない???

意味がわかんないんだけど???

そんなことある??

「……貴方には…天罰を下さなければなりませんね」

天罰??

何を言っているの?

訳が分からない

彼女は、いつの間にか私の目の前にいて、ハサミの刃だけを片手に持っていた

その刃は私の首を囲むよう、左右に向けられている

その時だけ、私には全ての世界がスローモーションに見えた

私の首が、ゆっくりと切り裂かれる

待って

死んじゃう

そんなのことされたら

もう二度と────────

視界も、ゆっくりと、真っ暗になった

沈んだように眠くなる




そういえば────



なんで、私はここにいるだっけ



『……ロウさん!』

誰かがそう言った

知らない声

アラタでも、オールでもない

でも、どこかで聞きなれた声のような気がした

……あれ?

誰なの?

小さな子供の姿をした女の子が、笑顔でこっちを見る

いや……知ってるな

けど、名前が思い出せない

『おい……イ…どうし……んだ?ボーッとして』

聞きなれた声

だが、彼の声もプツプツしている

オール……?いや…あんたは………

暗闇に光が刺し、明るくなる

目を開ければ、そこはいつもの景色

ソファーが3つ置かれていて、真ん中には机、後ろに行けば少し長い通路がある場所

そこで、毎日のように話して、楽しんでいた

……そうだ

私は─────

『……ク…ロウさん?大丈…です……?』

途切れ途切れに聞こえる女の子の声

青髪の女の子は私の顔を覗き込む

「……大丈夫だよ。それじゃ、私はそろそろ落ちようかね」

『はー…イ……!お疲れ…サ……です!』

やっぱり途切れ途切れ…ほんと憂鬱

私はそう思いながらメニュー画面を開く

【退出する】

たったひとつだけのボタン

けど……何故か押せなかった

『……ク…ロウさん!』

今度は何?

さっきから途切れちゃうから聞こえずらい

耳を澄ます

すると青髪の女の子は笑顔で言った

『また明日!』

「…………うん。また明日ね」

今度は、はっきりと聞こえる

彼女の言葉を聞いて、心が少し軽くなったような気がした

みんなが手を振る

そして、私はそのワールドから退出した

目の前には、暗闇の中に一筋の光が差し込んでいた

私はその光の先をめざして歩いて行く


「……お疲れ様でした」

黒髪の少女はその後ろ姿を見ていた

手元には、黒く、小さな欠片を持って───


静かに、砕いた




ネオンダンテside

首を切り裂くと、彼女の体は徐々に灰になる

彼女の目から、小さく涙がこぼれ落ちていた

そして私の手元には、先程溶かされかけたリボンがある

ティザーの怒りが、そのまま反映されたおかげなのか、十分に力を発揮することが出来た

しかし、私は彼女を殺すことに、少し抵抗していたのかもしれない

首元を掴まれ、毒を出されたとしても、この糸には通用しなかったし、あの時にはもう殺せたが、殺したくないという気持ちが勝っていた

刺されたふりをした後、毒に囲まれる

リボンに毒がかかった瞬間、自然と怒りが込み上げて来たのだ

それも、制御しきれない程に───

まぁ、仕方の無いことだったのかな

もうこのハサミは使い物にならない

また新しく作るしかないね……

私はそう思いながら、半分まで溶かされたハサミを小さくし、胸ポケットにしまう

さて─────

「……早くみんなと合流しなきゃ」


私は、向こうから感じたことのある雷を見つけ、急いで向かった





その頃、住宅街では3つの場所で激戦が繰り広げられている


コルニクスside

まさかこんなことになるなど、知る由もありませんでした

突然デスゲームに強制参加させられ、力が半分も削られている

どうなるかと思えば今度は彼らを殺さなければならない

まぁ相手がその気なら──

そう考えていると巳魔狼殿がこちらに、イグニス殿がラケルタに、kki殿がフロアへと同時に攻撃を仕掛けてきた


──巳魔狼殿の相手か


「1度戦って見たかったんですよねぇ…貴方と」

狂ったような笑顔で言う巳魔狼殿

彼は短剣を持ち、勢いよく突っ込んで来る

ワタクシは右腕をチェンソーに変え迎え撃つ

「行動が遅いと危ないですよぉ〜…?」

やけに煽ってくる

この戦いを終わらせるには巳魔狼殿を殺す必要がある

火、水、光、闇、風、エスパーなど

様々な魔法が存在する

基本的な魔法はこんなものだが他にも沢山ある

だがしかし、今の状態では上級魔法の使用不可能だろう

我が魔王も同じ症状だ

あの小娘に問正せば何かわかるのかもしれない

そう思いながらワタクシは全ての魔法陣を後ろに展開させる

「あなたがその気ならいくらでも相手いたします」

顔を隠したままだが少しばかりニコリと笑顔で応えた

「ははは!…望むところですよ……」

彼の笑顔は崩れない

そして彼は空中に浮遊し、魔法陣を数個展開させ私に集中攻撃を狙う

火の玉が無数に飛んでくるが、ワタクシは道路を走りながら水の刃で応戦する

どうにかやつに近づきたい

攻撃ができることとすれば基本魔法と右腕にあるチェンソーのみ

…何とか耐えられるだろうか

そんなことを考えていれば突然目の前に雷が落ちてくる

ギリギリで避けれたが落雷を受けた地面は焦げていた




フロアside

遠く離れた場所で別の雷が落ちるのを目にする

あちらでもまだ戦っておるのか

「……よそ見は厳禁かと…」

kki殿がそう小さく呟き、上から刺すように短剣の刃を我の電球に目掛けてくる

我は短剣を掴む

そしてゼウスほどの電気を流し込むのだ

馬鹿なのかと思っていたがkki殿には効かなかった

訳も分からずも持ったまま遠くに投げ飛ばす

あの威力を平気で受け止めるなど有り得ぬ

彼は平然とその場に着地しまたもや走って攻撃を狙う

我の周りに電気を張り巡らせ、近づけないようにする

そして電気を操り彼を追いかけさせた

しかしこんな事をしても意味あるのだろうか

先程の攻撃を無にしている時点で何かあるはず

なんならその攻撃は我に帰ってきた

何故攻撃が跳ね返ってきたのだ…?



kki side

困惑した彼の顔を私は目にする

早く始末した方が良さそうだけどやっぱり彼らは強い

だから能力をフル活用しなければならないと判断した


能力:リフレクション

内容:あらゆる攻撃を反射することが可能

能力発動条件:相手の行動が攻撃と自身が判断したもののみ発動可能


彼は自分を守るように電気を張り巡らせてるけどそんなものは通用しない

この電気を攻撃と見なせば能力が発動出来るし、その攻撃は彼に跳ね返るだけだ

私は短剣を強く握りしめ空中に飛び、上から突き落とすように短剣を電球にひび割れがおきているところに目掛けて投げた

彼の弱点はもう知ってる

"リーダーの記憶に残ってたからね"

おかげで直ぐに終わりそう


そう思っていた


直後、私の体へ後ろから一直線に雷の刃が突き刺さる

痛みと痺れが同時に走った

「残念だったなぁkkl殿。その判断は正解だが少し惜しいなぁ」

投げていた短剣は地面に落ちており、彼はニヤリとこちらを見る

空中で私の体に突き刺さっている雷の刃

どこからそんなものが飛んできたのか…わからない

私はそのまま地面に落ちていった

「な……んで…」

「すまんなぁ。その攻撃は"前に教わったのでな"」


フロアside

……ならばこれは通用するのか試すか

1度見たことがあるような気がすると思っていたのだ

あれは前にイグニス殿と戦った時だったか




──とある日、地獄の底にある訓練所──

「なぜ我の電気が跳ね返る!!!チートだチート!!!」

我はガミガミと怒鳴る

それを見てイグニス殿はケラケラと笑っていた

「はははは!何がチートじゃ。炎しか使えないと皆に伝えておるが…それは親父殿から受け継がれた力じゃ。そしてこの力は、母上から受け継いだものじゃな」

話を聞けば、地獄の底にいる怪異の者たちは悪戯好きが多い

そして、そやつらは自分を守る為に反射能力を用いておるらしいのだ

怪異によって異なるが──

物理攻撃を反射させる者

魔力を反射させる者

液体などを跳ね返す者など様々

「なるほどなぁ。では魔力は跳ね返ることは出来ぬということであろうな?」

我はそう言って、魔剣の魔力を使い攻撃をした

だが、それも反射され、反撃を食らうがギリギリで避ける

「やはりチートではないか!!!!」

「じゃから違うと言うとるであろう…これでも弱点が多いのじゃ」

イグニス殿は分かりやすく説明する

例えば周りに槍が落ちているとしよう

その槍が周りに何十、何千とあったとしても全てを攻撃するものとして認識しなければ防ぐことは不可能である

あるいは攻撃が突然前に出る時だ

防ぐには瞬時に自身が攻撃と判断しなければならない

そうしなければ能力の使用が不可能だということ

「……っと言うことは、もし前から攻撃したとて、後ろから気づかれないようにすれば攻撃は通用するということか?」

「その通りじゃ。じゃからフィールド全体に神経を巡らせなければ、全ての攻撃を防ぐことは可能なのじゃが、これまた難しいのじゃ。一見チートにも見えるだろうが、この能力を使いこなせるのは長い年月が必要。母上と妾を覗いての話じゃがな」

イグニス殿は、悲しそうな顔をしておったがニコリと笑顔で言った

「フロア殿。まだまだやり足りぬのではないか?」

我の顔を見てニヤリとする

「そうだなぁ!我はまだ負けては無いしな」

その後も数分、何時間とイグニス殿と戦った

今では懐かしい記憶かもしれぬ

まぁイグニス殿のお陰で、助かったとも過言ではないか

あまり思いたくは無いが…

そう考えているとkki殿の体は徐々に星屑となって空にのぼっていた

「少しの間だったが…楽しかったぞ」

我はそう言葉を口にするとkki殿は少しにこりと笑顔になったような気がした

安心するが良い

あの小娘は、我らが潰してやる



巳魔狼side

「惜しいなぁ……もう少しだったのに」

自分はボソッとそう言った

コルニクスさんはギリギリで雷を避けたらしい

さっきから避けてばかり

何故反撃してこないのだろう

まぁいいか

早く潰せば向こうへ加勢出来るし

自分はどんどんと魔法を打ち込む

火、水、風、光、闇……

この際全て使ってしまおう



能力:フル・ルッスオーゾ

内容:全ての魔法を操ることが可能

能力発動条件:無し


でなきゃコルニクスさんを倒せない

まだ力が少し戻ったとはいえ油断は禁物だ

だから────さっさと終わらせてしまおう

自分は大きな火球を数個用意し、周りにある建物や道路を浮かせてコルニクスさんに向ける

磁石のように建物達をコルニクスさんの全身にくっつけさせた

「ぐッ……」

彼は抵抗する

身動きが取れないだろう

そして、用意した火球を落とした

周囲には火花が飛び散る

目の前の光景が小さな花火に見えた

「ふぅ……終わり終わり〜。さーて…向こうに行っt」

その時だった

目の前の景色が回転する

ドシャッという音と共に、地面に叩き落とされた

何が起きたのだろう

分からない

「ワタクシが、倒されたと思いですか?」

コルニクスさんの声だ



何故───生きている?



コルニクスside

簡単な攻撃を見破れないということは、まだまだなのだろう

ワタクシは少し離れたところに居た

数秒前、彼に幻影魔法をかける

それと同時に彼が誰もいない所に建物などを引き寄せ火球を投げた

そして彼の首を念力で捻り、もぎ取る

彼の幻影が解かれる時には既に遅い

ワタクシの勝ちが確定していた

「は…ははは……まさか………」

首と体が話された状態で、彼はそう言う

「貴方の負けです。巳魔狼殿」

彼の体は灰になってゆく

「さようなら」

ただ一言



…我が魔王は大丈夫だろうか



ラケルタside

もう長く戦闘が繰り広げられている

こちらも早く終わらせなければな

そう考えているとイグニス殿が勢いよく飛びこちらに蹴りを入れてきた

それも我が少し押されるほど

我は受身を取りそのまま攻撃を受ける

何度も何度も空中で蹴りを入れてくるイグニス殿

その目は殺意が高く、沈んだように見えた

──イグニス殿は正気を保っていないようだ

最初は困惑したが、そうと分かれば話は早いであろう

我はイグニス殿の片足を掴み、回して勢いよく投げ飛ばす

壁に打ち付けられヒビが入る

下に落ち倒れるかと思ったがそのまま着地

彼女は立ち上がり我の顔を睨みつけながら見てくる

もう頃合であろう

向こうから聞こえていた戦闘音が消え、無事に終えた

あとはこちらだけ

「…イグニスよ。我の声が聞こえておるか?」

「………」

変わらず言葉は発さぬか

ならばもうやるしかないであろうな


我はすかさず、彼女の頭を目掛けて拳を入れる

しかし我より小柄であり、すばしっこいせいか簡単に避けられてしまった

地面にヒビが入る

また、何度も何度も蹴りを入れられた

受身をとり、体制を整えようとするが先程より威力が増しておるように感じる

これは……動けぬな

小柄でありながらこの威力

元の力があれば簡単に突破出来るはずが、今じゃ底辺に過ぎぬ

だが───我を舐められては困る

我はイグニス殿の首を片手で掴み、動きを停めた

息ができぬよう、強く絞める

だが少し違和感を覚えた

もっと強く絞めた所で、感覚がない

何故だ

そう考えていると遠くから聞きなれた声が聞こえてきた

「我が魔王!!今すぐ"それ"をお離しください!!!」

コルニクスの声

我はすぐさま手に持っていたそれを投げ飛ばす

すると、瞬時に爆発した

呆然としていると、別の影からイグニス殿が姿を現す

「どういうことだ。あれは偽物だったということか?」

「左様でございます……あれこそが彼女の付与された能力かと…」


能力:ダミーボム

内容:自分のダミーを作成し、思うがままに操れる。指示を出せば爆発する

だが、作成できるのはたったの一体ずつのみ。倒されたり、爆発させれば、また作成が可能だが、だんだん弱くなって行ってしまう

1日経てばリセットされる



そうか、それで炎を1度も出さずに来られたのか

となれば───

早めに始末しなければなるまいな

イグニス殿がこちらに歩み寄る

先程より、殺意が増しているように感じた

「……恐らく、あちらが本体でしょう」

コルニクスでは歯が立たんやつだ

勝負は五分五分であろう

見れば分かる

そんな時であった

「コルニクス殿〜!ラケルタ殿〜!」

遠くからフロアが飛んでいるのが見える

「まだ終わっておらぬのか。遅いn」

その瞬間、イグニス殿がフロアに向かって飛び、目の前まで近づいていた

「フロア!!!!今すぐ離れろ!!お前の相手など務まらぬ!!」



フロアside

イグニス殿がこちらに来る

少し違和感を覚えた

何故、我の方に来た?

目の前にいたラケルタ殿たちの方に行くはずであろう?

そんな時、ふと思い出す


「イグニスよ!またどこかで戦おうぞ!」

イグニス殿と戦った後に言われたあの言葉

「……フロア殿。少しいいか?」

「む?なんだ」

「もし、妾が喧嘩につまんなくなったり、何かあった時は、またお主に喧嘩を売ってもよいか?」

「ははは!!!もちろんだ!」

「キシシシ!お主は、やはり面白いのぉw。では、その時は」


"よろしく頼むぞ"


よく見れば、イグニス殿の目から、涙が溢れておった

その時だけ、我には世界全てがスローモーションにみえるのだ

大丈夫

我は優しいからな


気が変わった


"助けてやる"


一筋の雷が、イグニス殿に襲いかかった

やつはそのまま気絶し、地面へと落ちてゆく

途中でコルニクス殿がイグニス殿を抱き抱える

「我で相手にならなかったぞ??見たか?皆の者」

まぁ、ひとつの恩返しといえるだろう


なぁ?イグニス殿よ






……To be continued

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