新しく追加した紹介

夜に探す

 ぴーかぴーかちゅ!


【夜に探す】

https://kakuyomu.jp/works/16818093082472874160


 第七回こむら川小説大賞参加作品2本目です。1本目でエンタメに振り切ったので、2本目は趣味に全振りしました。


 で、光源はどうしようかなと過去のネタ帳を探してちょうどいい「光」を見つけました。


【140字小説千本ノック/48 街灯の灯り】

https://kakuyomu.jp/works/16818023213815775211/episodes/16818023214171850189


 しかしこれではちょっと不条理な怪談っぽいので、もう少し愛嬌を与えて観測者と戯れる感じにしようということになりました。


 さて、この話は小説として書いたというより戯曲の脚本をイメージして書きました。一人芝居で、照明と延々と話し続ける男というイメージです。そういうわけで舞台も公園のベンチ、商店街、開発の進んでいない郊外と極めて狭い世界で繰り広げられます。ちなみにこの「照明の明滅と話す」と聞いて何かを思い出した方はいらっしゃるでしょうか……イメージとしてはウリナリのホワイティです。ここで詳細を説明するのも野暮なので、ちょっとわかんないなあという方はググってください。わかった方は世代です。もしも生まれ変わってもまた私に生まれたいですね。


 そういうわけでぴかぴかちゃんの方は用意できたのですが、一人芝居する相手はどうしようかということで、一人芝居といえばいっつも独り言を言い続けているちょうどいいキャラがいたのでちょっと拝借することにしました。


【救世主症候群・全容編【ADDICTOON】】

https://kakuyomu.jp/works/16817330664310915681


 全部書いたら100万字を余裕で越えるろくでもない長編小説なのですが、その主人公がちょうどそんな感じです。さてここに出てくる最悪なドアマット野郎を現代風にカスタマイズして、あとはぴかぴかちゃんと絡ませて……というところで完成です。あとはガーっと書くだけです。ちなみにこっちの作品を読むと「ぴかぴかちゃん」の正体も何となくわかります。


 なおこの手法でこの主人公および作品内のキャラクターの分身はあちこちにいて、「激重感情シリーズ」として一部で好評を博しています。ちなみにこちらの夜を探す主人公とかなり近いのが「佐伯」です。一応「佐伯」と別人という設定ですが、環境は限りなく近いのでこの主人公がこの後どうなるかというと、多分佐伯みたいな奴になります。でも1発3000円でもないし、網代木くんもいないので違う人生を歩いていくと思います。彼の未来は本当に先が見えません。


【佐伯はみんなのものだから】

https://kakuyomu.jp/works/16817330669648707220


 とりあえず佐伯も夜君(今名前つけた)もオリジナルが救われることによって救われると思うので、オリジナルの生き様を見届けてもらえると嬉しいです。それでは次に行きます。

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