ぜん⭐️かい!!
鈴鹿 一文(スズカカズフミ)
第1話 ⭐️本屋さんできゅん⭐️
私がレーシングカートを始めたきっかけは、
雑誌で見た、一枚の写真からでした。
それは雨の中、レースの先頭を走る女性ドライバーの姿でした。
彼女は、ブルーのレーシングスーツに
黄色いヘルメットを被ってクールにハンドルを握っていました。
私はその写真に胸が高鳴った。
手に汗をかいて、
顔がほてって、
足がガクガク。
それまで車といえば、パパのホンダ・フィットぐらいしか知りませんでしたが、
私は一人で、レーシングカートのサーキットに向かっていました。
私は
その日、私は街の本屋さん、奥書店で運命の出会いをしてしまったのです⭐️
続くかな?
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