第十一話 面足尊と綾惶根尊のお話

 今回はおも足尊だるのみことあやかしこ根尊ねのみことのお話となります。

 神世七代の六代目の神様です。


 ちなみに神様のお名前に使われる漢字はいくつかあって、この方々も二通りあります。こちらの漢字を選んだのは、作者がこっちで覚えていたからです。

 あと、キーボードの都合でもあります。


 さて、どうでもいい話はこれぐらいにして、本題に入りましょう。


 面足尊が男神であり、綾惶根尊が女神です。


 「面」が「足る」ということから、面足は『完成された男の顔つき』という意味、綾惶根尊は『なんとも恐れ多い女』という美称だそうで、そこから整った男女の容姿を神格化した神様と言われているそうです。


 そのため、美容、夫婦円満などの神様として信仰されています。


 少々話が変わりますが、このお二人は名前に共通点がないのです。

 これまでの神様をもう一度見ていただくと、名前がかなり似ています。ですが、この御二方はなぜか似ている点がありません。おもしろいですよね。


 今回はこのぐらいで終わりにいたしましょう。

 次回はかの有名な伊邪那いざな岐命きのみこと伊邪那いざな美命みのみことのお話です。

 お楽しみに!

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