兄妹か夫婦か
今回は
この方々は古事記においては神世七代の3代目となる神々です。
さて、この御二方は神様で初の性別がきっちりとある方々なんです。宇比地邇神が男神であり、須比智邇神が女神です。
そんなお二人の関係性、説は二つあります。
一つは宇比地邇神が兄で須比智邇神が妹とする説、もう一つは夫婦とする説です。
これは古事記に”妹”という文字があることが関わっています。
兄妹説はそのまま”妹”という意味合いなのですが、夫婦説の場合は少し違います。
この”妹”という字はそもそも「イモ」と読みます。これはどうやら、夫が妻や恋人に対し呼びかける時に使われる言葉だそうで、この説が誕生したそうなのです。
どちらなんでしょうね。
ところで、この方々はなんの神様なの? というお話になりますね。ではお話していきましょう。
彼らの神名 (神様の名前) にある『比地』というのは”泥”を表し、『須』は”砂”を表していることから、泥土の神様だとされています。
国之常立神や豊雲野神 (もしくは国狭槌尊) が裏から見守っているのであれば、宇比地邇神と須比智邇神からの代は、直接的にこの国に関わってくる神様なんでしょうね。
さて、この御二方について話せるのはこのぐらいですかね。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました! また次回お会いいたしましょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます