DS9 #13 「混迷の惑星 ”ベイジョー”」

2022/04/28

DS9 #13

「混迷の惑星 ”ベイジョー”」

ベイジョーで、村の村長シラーの後継者に指名されたオブライエン。一方、領土争いで対立しているパク派とナボット派。パク派のリーダー、バリスは、ノーグの、「持っているものでいいものをとりかえっこすればいい」というセリフに心を動かされる。シスコは、バリスに、「負けるが勝ち」ということわざを教える。ベイジョーの方ではオブライエンが、シラーの後継者としてがんばることになるが、儀式を失敗してしまう。その後、オブライエンの命を狙っていたシラー(弟子歴9年)が新しく現れ、儀式を成功させる。

コメント

あくまで丁重なオブライエン、ひょんなことから村の指導者にされてしまうというあたりが笑えます。しかも、村の共通の敵を語りで退治するというところ、なんかヒットラーを善良化したみたいな感じです。意味の逆転、という点で勉強になるお話。共通の敵がいれば団結するというのは、アメリカの現状を洞察しているかもしれない。

 バルスはさいごに、土地の権利の代わりに交易権を手放しました。いい取引ですね。ノーグが今回、いい役回りでした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る