DS9 S1 #12 「戦慄のガンマ宇宙域」

DS9 S1 #12

「戦慄のガンマ宇宙域」

対立するエニス派とノル派。

ひょんなことからエニス派に加担することになったシスコ司令官は停戦交渉に乗り出す。エニス派に殺されのちに復活したカイ・オパカは、「自分の中の暴力を認めなければ乗り越えることも出来ない」とキラを諭す。

お互いを殺し合うエニス派とノル派だが、すぐ復活する。それを可能にしているのは地域限定の微生物。オパカもまた、その微生物に冒されていた。自分はここに残ると言い出すオパカ。医師として矛盾を感じ、微生物を解体する方法を模索すると言い出すドクターに、エニス派の代表は、相手を全滅できる最終兵器になると喜んでいる。そこでドクターはなにも言わずみんなと転送され、オパカは、解決策を考えるというシスコに、自分の道はのちにシスコと交わる、と告げるのであった。

コメント

「生きるために殺す」というキラ少佐。

しかしカイ・オパカから見ると、エニス派もキラ少佐も子どもみたいなものでした。争いが争いを呼び、救済を求めるこの月の人々の声が、カイ・オパカを呼び寄せたのだと彼女は言います。

 争いをやめさせるのに宗教が必要、という考え方が、いかにも西洋的だと思いました。もちろん、日本が平和なのは、仏教思想の影響もあるでしょう。しかし民族的な特徴もあるかもしれません。

エニス派もノル派も、好戦的な種族だったのかもね。

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