第53話 ロザンゼルスの逆襲!

 今日は、高校の修学旅行でアメリカでアメフトを観戦して楽しむために、アメフトの試合映像をみんなと見て勉強中している。

 ロザンゼルスのチームが試合をしている。ロザンゼルスはボールを後ろにパスした。その後、ロザンゼルスのチームは、ボールを前方に大きく蹴った。

 「なるほど。やっと分かった。パスをこまかく回しながら進むより、ボールを前に大きく蹴った方が効率よくボールを前に運べるんだ!」

 アメフトを初めて見たクラスメイトが言った。

 「そういう事だね。パスを途中で落としたりすると、相手ボールになるだけでなく元の位置まで戻されるんだ。そういうリスクがあるんだ」

 僕(佐藤学)は、あまり自信がなかったけど、たぶん合っていると思い、そう答えた。

 「えええ。元の位置に戻されるの!だるいな。サッカーなら相手ボールになってプレーも続くのに・・」

 サッカー部のクラスメイトが、マジかよという顔をして言った。


 ボールの位置から相手チームの攻撃が再開した。相手チームはロザンゼルスのミスから、得点を奪った。エンドゾーンまでボールをランで運び、ボールを置いた。相手チームに6点が入った。これが「タッチダウン」というプレーだ。

 その後、相手チームはゴール前でボールを置き、そこからゴールを決めるチャンスだ。これを「トライフォーポイント(TFP)」と呼ぶ。キックで入れれば1点、オフェンスで入れれば2点である。これを「2ポイントコンバージョン」と呼ぶ。相手チームはオフェンスを選択して、さらに2点追加した。0-8である。ロザンゼルスは、その後も失点をした。今度は相手チームはキックでフィールドゴールをして相手チームは3点奪った。フィールドゴールは3点である。タッチダウン(6点)をしようとして失敗するより、キックで入れる方がローリスクだから、相手チームはフィールドゴールを選んだ。0-11になった。第1クォーター、第2クォーターが終わり前半が終わった。


 ハーフタイムになり、ロザンゼルスの選手はロッカールームに集まった。ロザンゼルスの監督は、周りを見渡しみんなが集まったのを確認した。監督はしばらく何かを考えているの黙っていた。ロッカールームは緊張感が張り詰めた。監督は、少し時間がたった後、話し始めた。

 「私が就任して、ここまでひどい試合内容は初めてだ。ミスを連発し、私達は失点を繰り返した。どんどん消極的なプレーが増えてきた。こんなひどい試合をロザンゼルス ネイション(ファンの呼び方、ネイション、ファミリーなどと呼ぶのが一般的)に見せて恥ずかしくないのか。私は恥ずかしい。このまま負けるわけにはいかない。私達は後半、必ず勝ってみんなで勝利を喜ぼうじゃないか」

 その直後、選手たちは盛り上げるために拍手をしてから、大きな声で周りを鼓舞した。その後、ロザンゼルスの監督は具体的に戦術の修正や交代する選手に指示を出した。ハーフタイムの前までかなり落ち込んでいた選手たちは、後半開始前にはまた集中力を高めて、絶対に逆転するという強い闘志を見せたのだった。

 

 後半が始まり、あきらかにロザンゼルスの選手の動きが良くなった。前半のような注意散漫なプレーもなくなった。後半開始してすぐに、相手陣地深くでロザンゼルスがチャンスをむかえたのだった。

(続く)

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