バスケ部

体育の時間に、バスケの試合をした。


わたしは、バスケ好き。

とにかく、シュートをきめたい!


わたしって、結構遠くからでも、ジャンプしてシュートすると、シュートきまる!


そして、わたし、シュートをきめようと、思い切りジャンプするんやけど、めっちゃ高くジャンプして、ボールを手から離した瞬間に、必ず、だれか、わたしに抱きついてくる。


バスケって、ジャンプして、ボールから手を離したら、その人に抱きついて良いってルールなんでしょうか?


毎回、必ず、ジャンプしたわたしに、その子もジャンプして抱きついてくる。


でも、わたしも抱きつかれるの好きやから嬉しい。


男子も、わたしのバスケの試合を、体育の時間に見ていた。

着替えて教室に戻ったら


「あやなっち!バスケ部に入ってくれへん?」

って、男子バスケ部キャプテンと副キャプテンに言われた。


「えっ?バスケ部?」


「うんっ!バスケ部に入る気ある?」


「う~ん...」

わたしは根岸くんといっしょに部活やりたくて、いっしょにどこかの部に入りたかったから

「バスケ部かあ...バスケ部入ったら3年間バスケ部ざんまいになりそうやからなあ...」


「うんっ、まあ、そうやな!バスケ部として、いっしょに練習して試合して、3年間それに打ち込むから...」


「今、ちょっと、いっしょに部活やりたい友達もおるから、ちょっと考えとくわ」


「うんっ、わかった。入ってくれたら、めっちゃ嬉しいから、考えといてなっ!」


バスケ部キャプテンも副キャプテンも、めっちゃ良い子やから、いっしょにバスケやるには、めっちゃ楽しくやれそうやった。


でも、バスケ部入ると、ぜったい高校生活それのみに集中することになりそうやから...


わたしは根岸くんと、もっといっしょに何かやりたい気持ちあったから...


キャプテンと副キャプテンに、ことわってしまった。


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