閑話 シンクロニシティについて & 投稿した小説

小説を投稿しました。(2024年4月30日)


『不幸体質の没落令嬢、禁忌の剣《デスソード》でダンジョン配信をはじめます ~迷惑チューバーのドローンを壊してしまいました。しっかり配信されており、バズることに~』


https://kakuyomu.jp/works/16818093075287043895


こちらは2万字ほどの短編になる予定です。


▼あらすじ

財閥の令嬢である神宮寺穂南じんぐうじほなみは友だちを作れないことで悩んでいた。

ダンジョン配信を始めれば友だちができるかと思ってしまい、禁忌の剣〈デスソード〉を18億円で落札してしまう。


ところが、財閥は破産。一夜にして没落してしまう。

禁忌の剣〈デスソード〉を売ろうと思ったが、アラートレベル8の危険物に指定されてしまい、売買が禁止されてしまっていた。


穂南はデスソードを使って新実皐月のダンジョン配信を手伝うことに。

とんでもない威力のデスソードだったが、思うように同接は伸びない。


穂南と皐月はモンスターパレードに遭遇。迷惑チューバーによる嫌がらせ行為に、彼らのドローンをぶっ壊した姿が世界中に配信されてしまう。思わぬところで2人は人気者となり、バズることになる。


宣伝のつもりでここに書いたわけではなくて、『書けねー書けねー』言っている人間が苦しみながら、何をいったい書いていたのかを出しておこうかと思いまして。

このエッセイは読者が少ないですので、実際、宣伝効果はないでしょう。


別に、読んでもらってPVを増やしたいとか、作品のフォローをしてほしいとか、★による評価をしてほしい、あわよくばレビューを書いて……とかではありません。(本心はしてほしいです)


ちなみに本命の小説は別にありまして、そちらは現在9万字ほどで、10万字になった時点で投稿をしようと思っていました。


それでですね、私の頭としてはそちらが10万字に到達した時点で動こうとしていました。頭ではそう考えていたわけです。


私はいまだに小説の投稿には臆病でして、びくびくしながら投稿しております。しかも、久しぶりに新しい小説を書きました。


上の『不幸体質の没落令嬢』も、本当はもっとあとで投稿する予定でした。


ですが、勢いで投稿しまして、これにはちょっとした理由があります。


まず、のりのりで書いていた本命の小説。これが5万字ほどで行き詰まりまして、ピタッと手が止まってしまいました。


『どうすっかな、どうすっかな』とぐだぐだ悩んでいました所、意を決して妹に見せたのです。


なぜ妹に見せたかというと、妹は以前、小説教室に通っていたからです。


妹に自分の小説を読んでもらったことは、たぶんなかったと思います。これはかなり勇気のいる行動でした。(単純に恥ずかしい)


5万字の時点で自分ではかなり面白く、これは行けるぞという手応えがありました。

妹にすごく面白いと褒めてもらって、それを原動力に書き進めようという打算がありました。というか、それしかありませんでした。


けれど、結果はダメ出し。


ぐわあああ、と唸らされました。


実は妹様、私よりも優秀なのです。


Aという小説投稿サイトで、HOTランキングに載って……みたいな話をしていました。短編でランキングに載る方法があったけど今はできなくなったとか、作者をお気に入りに追加してもらって……などの攻略情報を教えてくれました。Aという小説投稿サイトで月にいくら稼いで、みたいな話を聞いて、マジ!?と驚かされたり。


というか小説を書いていたの? 知らなかった……。


小説教室に通っていたのは昔のことで、それっきり書いていないのだと思いこんでいました。


まあ、そんな感じで、こちらは謙虚に学ばさせていただき、上記の『不幸体質の没落令嬢』も実は妹様に考えていただいた設定をベースにしております。


だから、何がいいたいかと言いますと、これがシンクロニシティ(共時性)なのではないかと思うのですね。


本命で書いていた小説も、妹様の的確な指摘により書き換え、手が止まっていたのが何だったのかと思うように進み、現在は9万字。


これがシンクロその1


まず、のりのりで書く。

そして、誰かに相談して、自分が必要としていた情報が引き寄せられてきました。

自分の力ではなく、勝手につながった、という印象です。


衝動で行動し、楽しいことをやっていくことで、次々とつながっていく。

これが理想的なシンクロニシティです。


続いてその2


最近さぼっていたX(旧Twitter)を更新し始めたのですが、ほとんど使っていなかったので、インプレッション(表示数)は100未満ばかりです。


いいねはたまに押してくれる人がいます。RP(リポスト)はほぼありません。

誰か見ているのかな? 誰も見ていないかな? と思いながらやっていました。


本当に『つぶやき』として使っていました。

義務としてやるのは良くないと思って、肩の力を抜いてやっていました。


なんとなく、おおみね先生のポストが目に入ったんですよね。おおみね先生はプロの漫画家です。


『GWで絶対完成させる漫画講座』


漫画を完成させたことのない人向けに、ハードルを下げた内容になっていました。


私も一度は思ったことがありますよ、漫画が描けたらいいな、と。

2022年か2023年か、どちらか忘れてしまったのですが、夏頃、本気で絵の勉強をしようと思いました。半年くらい猛烈に描きまくっていたんです。

……

はい、挫折しました。


漫画っぽい「絵」は描けました。ただし、キャラの正面だけ。しかも、とんでもなく時間がかかり、1キャラのデザインに1週間とか。横顔になると別人になってしまうレベル。


ネームは書けない。コマ割りはうまくできない。漫画として組み上げていけない。


でもなんか、おおみね先生の講座から何かを感じ取ってしまったんでしょうね。


ちょっとやってみようと思ってしまったんです。


この時点で講座は3回目です。ここまで、すごく簡単なんです。


・校舎裏の3Dモデルをダウンロードして、LT変換で線画にする。

・3ページくらいの脚本を書き、各ページに文字だけ割り当てる。

・丸に目と口だけつけた絵でネームを書く。


今までは十分に準備をしてから始めるつもりでいました。その準備は絵の練習も入ります。


Pixivでsenseiという絵の無料講座があるのですが、これも前半のわずかで止まってしまっていました。このsenseiを全部終えてからまた漫画の練習を始めようと考えていました。


ようするに、これも準備をしてから、という考えです。絵が描けるようになってからやろうと思って。しかも、それすらさぼっていて……。


あとは今使っているパソコン。3Dが弱いんです。だから、もっと良いパソコンに替えてから、なんてことも思っていました。


でも、とりあえず、おおみね先生の講座を始めてしまった。

面白い。

もう、本当にわくわくしてやって、それをXに投稿しました。


完全に素人の仕事です。

何の打算もなく、Xに投稿したんです。


まさか、おおみね先生が見るなんてことは夢にも思わず。


コメントが入っていました。

『実際に漫画を描いてくださっている』


この『くださっている』という言葉の使い方。なんだか人間性が現れていました。いや、もう、この方、絶対いい人だというのが滲み出ている。

なんだろう、こういう人になりたいと思った。

そっか、人間性を真似しよう。そうしたら自分もきっとプロになれる。(漫画のじゃないですよ……)


さりげなく褒めてもくださいました。コマ割りとか人物の大きさとか。

ごめんなさい、あれマウスで描いたんです。

ペンタブは埃を被っていました。

綺麗にして明日からはペンタブを使うことにします。

Wacomの液晶ペンタブレット。16インチという大きさが小さくて、もっと大きいのがほしいなと思っていて、もっと大きいのを買ってから……とか思っていました。

ちゃんと使おう……。


いや、そういう話しをしたかったのではなくて、私が漫画を描くとかそういうことではないのです。


ワクワクする気持ちで、心から情熱を持って何かをやると、つながってくるという話がしたかったのです。


おおみね先生からのコメントが嬉しいとかはもちろんあるのですけれど、そういうことでもなくて、なにかスイッチがポンっと入ってしまいました。


それで、もう衝動的に、上記の小説『不幸体質の没落令嬢』を投稿したという流れになります。


おおみね先生には私のつたないポストをリポストしていただきました。そのインプレッションは4000くらいいっていて、プロの漫画家はこういう世界で生きているんだな、と思ったり。


まったく関係ないですけれど、『不幸体質の没落令嬢』を投稿したポストをプロの小説家である『はむばね』先生にリポストしてもらったりもしました。


この方もですねー。人間性の良さが滲み出ているんですよ。絶対いい人。


基本的にプロの漫画家さんとかプロ作家さんって性格がいいですよね。

たまに個性的で目立つ人がいますけれど、性格がいい人ってなかなか見えないんですよ。目立たないというか、謙虚さがあるのでしょう。


なんかもう人柄に触れるというか、そういう波動があるのでしょうか?

なにかよくわからない、見えないところで、私の中にある知らない何かが切り替わったように感じました。


これがシンクロその2になります。


別に結果として、私の小説へのアクセスが爆上げしたとか、直接的に利益を得たとか、なにか奇跡が起こったとか、そういうわけではありません。


そうではなくて、私たちは一人でやっているのではなく、小説にしたって読んでくださる人がいるわけですし、すべてが繋がっているのだと感じたということです。


そして、私の中の、よくわからないスイッチが押されたという話であります。


そのきっかけとしては、最初の『のりのりで小説を書く』ということがありました。

今回は、そういう話でした。


だから、もっともっと夢中になって、楽しんで、のりのりでやっていく、そして結果には焦点を当てない。結果は期待しない。


結果に期待すると駄目なんだそうです。これは、私はよくわかりませんが、どうやらそのようです。


夢中になって、行動としてはそれで終わり。結果は見ない。期待は手放す。簡単に言うと、そういうことのようです。


『結果に期待しない』

これって簡単に言っていますけれど、おそらく激むずです。最難関の項目です。ですが、これは私の課題のようですので、なんとか克服していこうと思っています。


Xでの宣伝についてですが、今はリンクをクリックした数もわかるのですね……。知らなかった……。

『不幸体質の没落令嬢』を宣伝したポスト、『1』になっていました!(自分のクリック?)


つまり、ほとんど宣伝効果がないようです……。


3年位前に一生懸命小説を書いていた時、せっせとTwitterで宣伝していました。ほとんど意味がなかったのですね……。


どこにもリンクを貼らないと、ほんとうに露出がゼロになってしまいますので、これからもポストはしますけれど。


とにかくもう宣伝は忘れて、書くことに専念することにしましょう。

情熱を持って書く! それだけです!


■■■ 読んでくださった方へ ■■■


ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事は時間が経つと内容が古くなるため、削除する可能性があります。

ご理解ください。

個人的な日記として残しておくかもしれませんが。

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