22日目 結局のところ、小説を書ける自分になるにはどうしたらいいのか?

 エッセイを何日か書き続けてきましたが、とりあえずのところ文章を書くということを習慣化するのには役に立っているようです。


 それでもやはり、小説を書ける自分になるにはどうしたらいいのだろうかと考えてしまいます。


 エッセイではなくて、小説を書きたいのですからね。


 まずは、理想を求めすぎないようにすることかと思います。完璧に書こうとはせず、とりあえず、思いついたことをどんどん書いてしまいます。反射で書くというのも大事かもしれません。


 頭で考えることはしないほうがよさそうです。

 このことを頭で考え出すと、なにがなにやら、こんがらがりそうなのですが。


 例えば、誰かと楽しくおしゃべりをする時。

 私たちは頭では考えていないと思います。


 おしゃべりでは、浮かんだことをぽんぽんと口に出しています。

 それはおそらく反射に近い行動かと思います。

 頭を使っているように見えて、頭を使っていません。


 お笑いの大喜利が得意な人も、これに似たような頭の使い方をしていると思います。考えるのではなく、ぱっと思いつくのでしょう。

 明石家さんまさんなんかも、面白いトークがぽんぽんと飛び出してきます。


 頭で考えないようにすれば会話がうまくなるとかそういうことではなく、人によって向き不向きがあるようです。


 私の場合は他人との会話で利用するのは向いていませんね。


 だから小説に応用することにします。 たぶん頭で考えないという書き方がこれに該当するのではないかと考えています。思考の垂れ流しを小説に応用していく考えです。


 頭で考え出すと、先の展開が思いつかず、思考のループにハマってしまいます。手が止まります。考えに邪魔をさせずに書かないとなりません。


 考えないで書くことを習慣化するには、間を空けないほうがいいですね。毎日書いた方がよさそうです。このエッセイでもなんでもいいから、毎日書くようにします。


 そのときに、とにかく頭を使わないように、思考を使わないようにします。惰性と盲目的な行動で動いていきます。


 あとは、何かを求めないこと。結果を出そうとしないこと。

 書籍化を狙ったり、受賞しようと思ったり、ランキングを狙ったり。

 そういったことを放棄してしまって、執筆を習慣化させることを優先します。


 適度に整理して、ぐちゃぐちゃにならないようにすることも必要ですね。私の場合、プロットの書き方が適当で、ぐちゃぐちゃになりがちです。


 そうすると心理的負荷が高くなり、心の抵抗が起こります。

 こんがらがった糸を解くように整理して、プロットを見やすくわかりやすいものにします。


 自分なりのやり方を少しずつ積み上げていくことかと思います。

 少しずつ積み上げていくことが、自分の型を作ることになるのでしょう。

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