どうして小説が書けないのか? どうすれば小説を書けるのか?
高瀬ユキカズ
1日目 机に向かっても手が進まない、なかなか書けない
いざ小説を書こうと思い、机に向かうのですけれど、まったく進みません。
ずっとこのような状態というわけではありません。
やる気があるときもありますし、書ける日もあります。
書きたいという気持ちはあります。
でも心が抵抗してくるように思います。
苦しくて、苦しくて、書き進めることができません。息苦しさも感じます。
自分はなにかおかしいのではないかと思うほどに、まったくやる気が出ないときもあります。
うつ病だとか、精神的な問題を抱えているとか、そういうことを考えもしました。
しかし、そうではないようです。
本当に苦しくて苦しくて辛いのですけれど、もういっそのこと書くのをやめてしまおうと諦めてしまい、パソコンの前を離れてしまえばなんのことはありません。至って普通で健康で、なんでもない日常です。
ようするに書きたいものがまとまっていなかったり、次の展開が思いつかなかったり、新しい発想が出なかったり、プロットがぐちゃぐちゃになっていたり、こうした負荷が高い状態のときに苦しんでいます。
あとは焦って急いで書こうとしたり、思考がまとまらなかったり、など。
受験勉強なんかも毎日続けられるのはルーチーンワーク化し、盲目的に行動できるからです。
逆に、苦しい、辛い、やる気が起きない、という状態になってしまうと勉強が続けられません。
できないのは自分がなにかおかしいんじゃないか、どこか心の問題か、心の病気があるんじゃないか、なんて思ってしまったりもします。
がんばりたいと思っているのに、やる気が出ない、行動ができない、こんな自分はおかしいのではないか、と。
自分が特別駄目な人間だとか思ってしまいがちですが、実はこれって誰にでもあることなのかもしれません。
ネットで検索すると、同じような問題を抱えている人は少なくありません。
小説に限らず、勉強や仕事などでも、机に向かっても、まったくできないということは、誰にでも起こり得ることだと思います。
やる気が起きないというケースと、やる気はあるのだが頑張れないというケースがあります。
やる気を出す方法はありますし、自分でも知っています。
やる気を待っているのではなく、少し作業すれば、あとから出てくるものです。
だから、机に向かって1文字でもいいから書き出してしまえばいい。
こういうことがわかっていても、手が進まないし、頭が働かないんですよ。
年齢のせいかな、とか、メンタルの病かな、とか、思ってしまったりするのですけれど、とにかく頭が重くなって思考が停止してしまいます。
苦しい、つらい、きつい。でも、小説を書きたい。
やりたいのに、できない。頭と心が締め付けられる。呼吸ができなくなる。息苦しい。
完璧主義すぎるし、適当にやるのが苦手なのだと思います。なんでも、きっちりやろうとしてしまいますし、小説も完璧に書こうとしてしまいます。
書けないものは書けない。しかたないのです。
私はまだ書籍化したり公募で受賞していないから、商業作家ではありません。
プロでもないし、仕事でもないし、締切があるわけでもないし、書けないものは書けないと諦める。
じゃあエッセイでも書こうかと思って、これを始めてみることにしました。
最初、書き始めるのに「です・ます調」で書こうか「だ・である調」で書こうかということですら迷ってしまいました。
どっちでもいいのです。
混在したっていい。
この時点で、完璧主義すぎます。
気にせずに書くことにします。
気にかけることは以下のことだけです。
●読みやすく書く。
●情報を整理して書く。
●書くときの負荷を下げる。
大事なのは、読みやすさとわかりやすさであると心がけます。
そして、
●適当に思うままに書く。
という方針でいこうと思います。
最初だけは毎日更新するつもりで書きますけれど、3日坊主になるかもしれません。その時はすいません。
適当エッセイなので、気が向いたら読んでみてください。
ちなみに、毎日投稿は最初の数日だけです。
以降は気分で書いていきますので、不定期投稿とします。
10万字前後を書いたら完結にしようと思います。
次回、2日目は、『なぜ、執筆を習慣化できないのか?』について書こうと思います。
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