第6話 美少女は…?

 かなり待たされてからカウンターの奥に人か…獣の…気配がして…やっと来ました。

 人でしたが…30代くらいの

 非常に誠に残念ながら男性のスタッフさんです…


「どうしました…」

 当たりはやわらかく笑顔です。

 タブレットを見ています。

 おそらく僕の情報でしょうね…



「あの…このタブレットで完結できるのはわかるのですが、わかるのです。でも人と話したくて…転生してきたばかりなので…」


 いろいろな意味で深く落ち込んだ僕は暗い表情で訴えました。


 これだけは定番をはずして欲しくなかった…

 きっと僕の身長だったら美少女の大きい胸元を上から見れただろうに…

 これだけはな…残念だな…



 スタッフさん変わらず笑顔です。

 そしてまじめに応えてくれました。

「ええ大丈夫ですよ、たいていの人は最初そうします。大丈夫です」

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