第7話

過去編


「お姉ちゃん・・・辞めてよ。お姉ちゃんだけでも逃げてよ」


「絶対嫌!!大好きな妹を守るもん!!絶対に!!私は逃げない!!」


昔、私のことをどこで知ったのか誘拐して来た人がいた。


その時お姉ちゃんもつい来て私を守ってくれた。


私は足が震えて怯えて居たのに、お姉ちゃんは勇気を出して


「喰らえ!!!!!」

容赦なく男に飛びかかり目潰しを決めた。


「今だ、逃げるよ!!」


「う、うん!!」


お姉ちゃんは私を守って、助けてくれた。


お姉ちゃんはずっと私のヒーローだ。


ーーー


寝て居るお姉ちゃんを見て思う。


お姉ちゃんはずっと誤解して居るけど、私はお姉ちゃんが一緒なら幸せ。だからお姉ちゃんが居れば他はどうでもいい。


お姉ちゃんと早くゲームをやりたい



でも、お姉ちゃんも気を遣って、私とやる為に、練習してると言ってたから、正直今すぐにでも一緒にやりたいって今更言いづらい。


・・・お姉ちゃん、これからも一緒に居ようね。

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