疑似の家族愛の話なのか……それとも?

現代小説ということで、文章の構成がかなりしっかりしていて勉強になりました。坦々と主人公目線で物語は静かに進んでいきます。しかし会話のテンポがよいのか、退屈さを感じさせず物語に引きこまれました。

主人公康輔と娘に似たサヤという少女のお話ですが、これからどうお話が傾いていくのか楽しみです。