第6章

クレイズの副官『セドナ』について

・介護用ロボットを軍事転用した衛生兵ロボット『セドナ』が商業的な成功を収めたことによって作成された後継機であり『転移物』として稀にクレイズ達の世界に現れる。


・型によっては夢魔に興味を持たれる場合があるが、クレイズと共にいるセドナはそのような特徴を持たない。


・当然だが人間の外見をしているため、この世界では差別を受けることが多い。一方で前機種が介護用と言うこともあり、非常に社交性が高く設計されていること、『奉仕』をなによりの喜びとなるように設計されていることもあり、コミュニティの中心人物として活躍することも多い。


・後方支援用のロボットであるため、その戦闘能力は人間と大差はない(但し、貧弱なエルフが多い作中の世界基準だと、かなり高い)。代わりに応急処置などの技術は非常に高い水準にある。また『セドナ』同士であれば知識を同期することも可能である。


・機械で構成されているため、見かけに反して体重は重い。また、ある程度の絶縁処理は行われているものの、この世界の電撃魔法は想定されていないため、弱点となっている。

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