#本日のおうちごはん
夢美瑠瑠
☆
これまでに、60年近くに生きてきて、全くに「貧困」というものとは無縁だった。で、欠食児童でも、貧困学生でもなく、失業してハローワークに並んでいる?極貧の、毎年に一万人くらいはいるという、「貧困による自殺者」の一人になるとかいう恐れとも無縁でした。
ところが、諸事情で、急に「貧困」が身近になって、いろいろに「金策」や「アルバイト」を成すことを余儀なくされて、マッタク働かずに生きてきたので恐慌?を来している。
そういう状態がもう2年以上続いている。
その事情の詳細については割愛するが、要するに社会の不公平感が嵩じてきて、そういう「空気」によって、人権侵害や犯罪が正当化されている、つまりはそういう状態であって、以前から社会との折り合いはどうもよくなくて、何とかしないととは思っているが、なんともできないままに自分の個人生活にまで問題点が噴出してしまったと、つまりはこういう成り行きだと思われる。
で、今までには食いたいものを好きなだけ食い放題に食っていたのが、そうもいかなくなって、食生活も激変した。
インスタントラーメンとかは子供のころに食べたきりだったのに、毎日、炭水化物源として常食するようになった。
毎日肉を食っていたのが、一週間に一回になった。
そういう「貧困」生活になってしまったのですが、怪我の功名というのか、少ない資金で献立とかを工夫するがゆえの発見とか利点とかいろいろあるのです。例えば、「玉ねぎ」を、ラーメンの具にして毎食食べるのですが、これがすごくカラダにはいいようなのです。糖尿病で見えにくくなっていた目が治ってきた。似非幻聴とかがあるのでなかなか心身の不調も好転しませんが、良い兆候、燭光?がほの見える感じになってきた。
ほぼ、鯨飲馬食?という感じにアルコールを年がら年中に大量摂取していたが、それも不可抗力的に止まり、結果的に依存症からは脱却して、そっちのほうでは生活習慣は改善した。
問題はなかなか解決しないので、貧困生活からの脱却の、目途すら覚束ないが、西洋のことわざに、「涙とともにパンを齧ったことのある人でないと、人生の味はわからない」というのがあります。
僕にとっては、今が「本当の人生」へのスタート地点なのかもしれない…そう前向きに考えて頑張っていこうと思います。
#本日のおうちごはん 夢美瑠瑠 @joeyasushi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
所謂、女性遍歴?/夢美瑠瑠
★15 エッセイ・ノンフィクション 連載中 20話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます